IRセミナー 6099エラン(1) 明確なビジネスモデル PER高い

IRセミナー 6099エラン(1) 明確なビジネスモデル PER高い

木曜のIRセミナーで話を聞かせてもらったところです。
話を聞いた4社の中でここが最も興味を持ちました。

6099エラン
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6099.T

なにをしているかというと、病院や介護老人保健施設の入院者や利用者向けにタオルや衣類、日用品
などのCSセットを販売・レンタルしています。

なに、そんなののレンタルって昔からあるやん・・・。いや、これがそうでもなかったりするのです。

ここ、長野県松本市に本社があります。

ウェブサイトの企業の沿革のところを見ると、創業は1995年でもともとの事業は寝具販売業だったのが、
2006年から現在の事業の中心のこのCSセット販売を開始し、それに伴って本社を松本に移しています。
http://www.kkelan.com/corporate/history.php

松本は個人に懐かしく、また、とても好きな街です。

ま、それはいいんですが、2014年にマザーズ上場、2015年には東証一部上場、2017年には東北地方のエルタスク
を子会社化、短い期間で順調に事業を拡大しています。

なぜこう順調にこの事業が展開してきたか。

なんでか。ビジネスモデルが合理的で、明確だからでしょう。

タオルや衣類、日用品の入院者向けのセットなんて昔からあったように思えて、実は衣類とかおむつとかの個別のもの
はあっても、セットとして適切に組み合わされたものの提供というのは意外となかった。

病院本体でこの業務をするというのは仕事が増えて大変。本来の看護や介護の仕事ではない。
ここはエランのセットを導入し、実際の契約等の手助け等はして委託手数料を受け取る形の方が合理的。

入館患者はまさにこういうセットがあると便利。あれこれ準備をしたりすることなく入院がすぐ可能。

さて、もともと、病院や施設と取引があったそれぞれのリネンサプライ業者は?。
これは競合するのてはなくて、今までは病院や施設が顧客でしたが、エランに間にはいってもらいそこに必要なもの
を供給することで、個人が顧客になり、仕事が広がる。仕事を奪われるのではなく、仕事が増える。

これは誰も困らない。また、関係者それぞれにとってメリットがある。

つづく。

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