逆日歩 すかいらーく37.2円! ロイヤルホールディングス24.6円!
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逆日歩 すかいらーく37.2円! ロイヤルホールディングス24.6円!
私は原則として一般信用しか使わないので、逆日歩をくらうことはないですが、これは厳しいですね。
すかいらーく、37.2円☓1,000株は3.72万円で、これだと、優待の額面以上です。
ロイヤルホールディングスの場合、さらに逆日歩と優待額面の差は大きいです。
同じ優待取りでも意味が違う
株主優待を取るといっても
・現物株投資
・クロス 制度信用
・クロス 一般信用
この3つは、時に大きく、時に微妙に、意味も違いますし、コストも違ってくることがあります。
現物投資
現物投資の場合は、株価の値動きによる損益のリスクを取っていることになりますから、これは「投資」です。
うまくすれば、配当、優待のインカムゲインも、株価値上がりのキャピタルゲインも得られます。
逆に配当や優待分などすぐに帳消しになる程度の株価下落など、ごく普通にあります。
制度信用
クロスでも制度信用の場合は、このすかいらーくやロイヤルホールディングスの場合のように、大きな逆日歩のコストが発生する場合があり、株価の値動きのリスクはないものの、意外なコスト負担が生じ、それにより場合によっては損失が生じるリスクを取っていることになります。
ただ、逆にうまくすれば、早くから一般信用でクロスをするよりも金利負担が少なくてすむ場合もあります。
これは、損失のリスクはあるとはいえ、株価の動きは関係ないので、ちょっと「投資」とは言い難い。
一般信用
クロスでも一般信用の場合はクロスをした時点でおよそのコストは確定し、株価変動リスクも逆日歩リスクもありません。これは「投資」ではなく「資金運用」です。
同じ優待を取るという行為でも、それぞれ意味が違います。これらをただ行為の面からだけ見て同列に考えるのは適当ではなく、意識的に厳密に区別しておいた方がいいと思います。