8421信金中央金庫 楽天で貸株金利3% 大和から移管

8421信金中央金庫 楽天で貸株金利3% 大和から移管

楽天では貸株金利3%

8421信金中金は「優先出資証券」といって、株式とはちょっと位置づけが異なる証券ですが、実際は株式と同様に売買されています。

この銘柄は値動きが乏しく、出来高も極めて少ない銘柄です。で、この銘柄は楽天証券では3%の貸株金利がつきます。

ところが、これがSBIでは貸株非対象銘柄となっており、貸株の扱いがありません。

似たような貸株でも、時々、このような違いがあります。

あ、そうそう、SBIは相変わらず、優待のない銘柄については自動で株主の権利を取得する設定にすることができません。

大和から移管 旧態依然たる書類方式

ということで、大和での資産残高増加のために3口を大和口座に移管していたのですが、これを楽天に出庫することにしました。

大和は大口の1,000万以上からしか貸株の扱いがないです。こんなのは、やる気があれば細かい単位からでも当然可能なはずですが・・・。このあたりも疑問なところ。

で、取り寄せた移管の書類がこれです。

まあ、「太古の昔」からあるような旧態依然たる書類です。こんな単純なことは、ネット証券の場合は単にネット上の記入で移管は完結するところも多くなっているのですから、やろうと思えば、ネットで自分で記入して終了できるようにすることが可能なはずですが、これもやる気がないということでしょうか。

手数料が、これは3口ですから2,160円かかります。ただ、ここの時価は238,700円で、3口だと時価評価額は716,100円です。ここに3%の貸株金利がつくと、21,483円。一ヶ月では1,790円となりますから、一ヶ月半程度、現状の3%の金利が継続すれば、この移管コストは回収できることになります。

そもそも、この移管はネットのみで完結できる形にしてもらい、手数料も廃止してもらいたいものだと思いますが・・・。率直に言って、大和はあちこちで「鈍さ」を感じます。

配当

ここは安定的に配当が出ています。年間6,500円配当で、時価では税引き前で2.7%程度の配当利回りになります。

優待

で、優待の設定もあります。

1口でもあるのですが、これは、使えないグッズ(失礼、私にはあまり利用価値のないもの^^;)が届くだけです。

が、3口以上になると3,000円相当のグルメカタログから1つ選択という形になります。さらに10口だとカタログギフトが6,000円相当にグレードアップします。

つまり、実質のインカムゲインは5%以上

つまり、楽天の貸株金利3%が継続するという前提でですが、この3%に、配当の2.7%、そして優待分を加えれば、実質のインカムゲインの利回りは3口保有とするならば5.5%程度にはなり、、値動きの安定性や企業の格付け、業績の安定性を考えれば、高めのインカムゲインが得られるということになります。

ただ、出来高が少ないですから、買う場合はおとなしく買っていくのがよいです。

また、貸株金利はこの3%がずっと継続するかどうかはわからず、値動きが少ないとはいっても、なんらかの状況で大幅に価格が下落するリスクは当然あります。

が、のんびり保有を継続する対象として一考には値するかと思います。

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