新サイト立ち上げ記念 株式投資で考えてきたこと(5)個別銘柄への投資は楽しい

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資産運用においては、最近はインデックスファンドの占める位置というのが大きくなっているように思います。

それもそのはず、低コストでの信頼のおけるインデックスファンドへの投資は、常に平均点をとることができる合理的で中長期の運用にも適した方法だからです。

投資信託でも、当初の販売手数料や信託報酬は長期になればなるほど運用成績に大きく響いてきますが、インデックスファンドはコスト面で相対的にかなり有利な場合が多いでしょう。

少額ずづでの積み立てというような場合も含めて、インデックスファンドは投資における大きな選択肢の一つとなっていることは納得できます。

私自身も海外市場への投資についてはETFの形でですが、若干、インデックスファンドを利用しているところがあります。

インデックスファンド投資は、とりわけ、資産運用については一定の資金はあり、リスクを取る意識もあるが、日常的に仕事などで忙しかったり、他にしたいとこがあったりして、投資にさく時間はあまりなく、そのような興味もあまりないような人には向いていると思います。

が、私自身は日本株(及び中国株のいくつかの銘柄)については個別銘柄への投資を基本にしています。

なぜそうしているかというと、それが楽しいし、面白いからですね。

エンターティンメント、遊び、楽しみ、そういう面が大きいです。

日頃していることで言えば、低コストでのクロス取引であれこれの株主優待が取れればそれはそれで楽しいし、IPOで一発大きな利益が出れば嬉しいです。

しかし、楽しみの部分としては、個別銘柄についてあれこれ考えながら、ポートフォリオ運用を進めていくことが最も意味が大きいと思っています。

損益の面では個別銘柄の取引で100万を超える大きな損失を出したこともありますが、逆に、特定の銘柄での運用益というのがそれ以上に大きくなっています。ポートフォリオの中心となっている8876リログループにしても、IPO一発の時の500万超の売買益よりも、その後に買い戻して保有を継続し、細かい売買をしてきたIPO以後の経過における実現益及び時価評価損益の方が金額的には大きくなっています。

セミナー等も、証券会社の偉い方や株式評論家の方の有望銘柄のお話云々は全然面白いと思わないことが多いのですが、個別の企業のIRセミナーの場合は、これまで知らなかった新しい知見が開かれることも多く、大きな興味・関心をもって楽しんで話を聞くことができる場合が多いです。
ほとんどの個別企業のIRセミナーでは事後に質問もするようにしており、興味があったところについては、ここにも書くようにしてきました。

なかにはいくつか実際に資金を投じて売買対象としているところもあります。

そうならなくても、あれこれ話を聞くことだけでもかなりの楽しみとなっています。

投資はそれぞれのスタンスで好きにすればいいのですが、私自身の感覚的に言えば、日本にいるなら日本株の個別銘柄へ投資しないのはもったいないというところがあります。

別に個別銘柄といっても、米国株でもいいし、中国株、欧州株、アジア株、その他新興国の銘柄への投資も可能でしょう。

が、情報面へのアクセスのしやすさとか親近感という意味ではやはり日本株が投資しやすいというところはあります。

この楽しさを知らないのはもったいないなーという感じがするのです。

自分の課題ということで言うと、個別銘柄へ本格的に投資する場合は、決算短信や有価証券報告書、各種資料などは見るものの、それらを定量的にきっちり分析するような力がさっぱりです・・・^^;。

「雰囲気定性分析」の頼るようなところがあり、まあ、極端に割高なものに投資するようなことはまれですが、もうちょっときっちりとしたファンダメンタルズ分析の力を高めていかなければなりません。
これも、実際の投資と関係づけながらなら、楽しんで進めていくことができるのではないかと思っていますが、実際のところはなかなか先に進めてはいませんね・・・。

つづく。

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