株式投資で考えてきたこと(6)株式投資は人生の選択肢を広げる、というか、人生を変えることがある

株式投資で考えてきたこと(6)株式投資は人生の選択肢を広げる、というか、人生を変えることがある

以前からよく書いていますが、株式投資を始めて3年ほどの時点で、現在の8876リログループのIPO一発で500万以上の利益が出たことがあります。この利益を温存することで、それ以後、実質的にはトータルで考えれば投資で損失を被る可能性は非常に低くなり、メンタル的には余裕を持つことができました。

以後、紆余曲折がありつつも、相応の利益を積み重ねることができました。

その結果、50代前半時点での実現益、評価損益は+5,000万は超えていたと思われます。

この時点で、フルタイムの仕事を退職することにしました。

というのは、自分の父親が病気で長期入院をすることになっており、別に自宅で介護するわけではなかったですが、毎日病院に面会に行き、病院の中や天気がよい時は少し外に出て散歩をしたり、ちょっとしたマッサージや上肢・下肢の曲げ伸ばしをするなど、家族として可能なことを日々行うことを優先して過ごそうと考えたからです。

もしこの時点で、経済的にはフルタイムの仕事を続けなければいけない状態であったとしたら、こうした選択は当然できませんでした。

が、前記の利益も含め全体の経済状況から考えれば、ここでフルタイムの仕事を退職してもそんなに困った事態に陥る可能性は少ないと判断しました。で、そうした判断ができるのに、父親への対応を優先した生活にここで踏み切らないとすれば、それは後から後悔することになる可能性も大きいと考えたわけです。

つまり、株式投資を中心とした投資で一定の利益の蓄積があったため、このようなフルタイムの仕事から退職するという判断、行動ができたということになります。
で、「株式投資は人生の選択肢を広げる、というか、人生を変えることがある」ということになる、なったわけです。

以後、時によってフルタイムではないパートでの仕事に就くことはありましたが、現在は雇用されて賃金をもらうという形での仕事は全くしていません。

そうした意味では現在の生活は完全リタイヤ状態とも言えます。が、別に今後、パートの形であれば仕事に就く可能性もあるため、とりあえず自分自身では、現在の状態は「セミリタイヤ」状態と規定しています。

実態としては、雇用される形での仕事はていなくても、日々の株式を中心として投資の売買、賃貸住宅からの収入などは「仕事」とも言えます。

現在の生活はメンタル面でのストレスは低く、時間の自由度は高いです。

あれこれ書いているように健康面では課題があり、改善を図っているところです。

フルタイムの仕事の退職から現在に至る状況というのは、株式投資を中心とした投資をしていたからで、していなければ今の生活というのはなく異なった形になっていたでしょう。

私自身にとって、ここまでの投資の意味、意義は人生における選択肢を広げることができたことであり、メンタル的に余裕をもった状態で、時間の自由度の高い生活ができているということになります。

これは別に特別なケースではなく、当然個々それぞれに状況は異なるでしょうが、類似したケースというのは結構あるのではないかと思います。

つづく。

株式投資で考えてきたこと(6)株式投資は人生の選択肢を広げる、というか、人生を変えることがある” に対して2件のコメントがあります。

  1. 桃ひろ より:

    それはその通りだと思います。
    株式投資だけではなく、自分で考えて投資するという事がまず大事で、その結果、新聞の味方とか国際政治の動向とかがとても敏感になりました。更にまた自分が考えて投資するという事で、上手く書けませんが商品の事を理解して、その上で投資することはお金に対する感性がとても磨かれました。
    その結果、資金がだんだん増えてきて(これはIPOとPOの恩恵がとても大きいのですが)、おっしゃる通り、より自由度が増しています。
    まだ、会社で働いていますが、経済的自由度はかなり高く、お金の為に働いているというよりも、辞めにくい状況で働いている状態なのでかなり精神的に楽です。

    お金はあっても邪魔にならないものなので、投資と出会ったということは自分にとっても大きな意味を持っています。

  2. 伏見の 光 より:

    そうですね。まあ、お金に対する不安というのは少なくなりましたので、あとはそんなに無理のない範囲でそれをどう生かすか、それは必ずしも使うということでなくてもいいと思うので、というところを考え実践していこうと思います。
    体もそこそこ動き、かつ、経済的にもそんなに不安がなく、かつ、時間の自由度はかなりある、そういう時期は人生においてそう長くはない「黄金期」とも言えるかと思います。この状況をうまく活用したいです。

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