今年最初の羽化・アゲハチョウ
今日の朝ですが、玄関先のケースの中にあったアゲハチョウの蛹が羽化しました。
自宅のデッキのところにレモンの木があるのですが、そこにアゲハチョウが卵を産みに来ます。
で、一昨年から、その幼虫をケースに入れて、えさになる葉っぱも新しいものに取り替えたりして、蝶の変態、羽化するまでの飼育をしています。
って、小学生かという話ですが、まあ、「おや、はっぱの上にちっちゃなたまご」状態から茶色と白の迷彩色(実際、迷彩的な意味なのかな)の小さい幼虫が、これもすばやく脱皮して緑色の幼虫に変化し、妙に壁や枝でじっとしているなと思ったらすぐに蛹になり、そしてそこからパタパタと羽ばたく蝶が出てくる、まあ、別に普通ですが、もともとはあの小さな卵からこうなってくるわけで、あの卵にこの変態の情報というのがきちんと格納されており、とくに支障となるような出来事がなければ、プログラムにそって蝶が生まれてくるわけですよね。これは、すごいといえばやっぱりすごいことで、不思議といえば不思議です。
蛹から出てきてこうなるまでは、そんなに長い時間はかからないようです。この出てくる瞬間をリアルタイムで見たいのですが、いつも、すでに出た後のこの状態になって気がつきます。
最初、羽根はふにゃっとして曲がってたたまれた状態なのですが、すぐにこの形になります。
すぐには飛び立ちません。時々、羽根を広げるようになってきます。
このあたりで、玄関先の花のところに蝶を動かしました。まだすぐには飛びません。
ここからはオリンパスのOMDとマクロレンズでの撮影。ここ以前はGalaxy8で撮影。
よく見ると横に細かい筋のようなものが見えます。織物のようでもあり、プリンターで印刷したようでもあります。
去年には一度、蛹になったけれども蝶に羽化することはなく、蛹の中からまた何か幼虫が出てきたことがありました。これは幼虫の時に蝿か蜂に寄生されたもののようです。わりとよく寄生されることもあるようです。卵を産み付けられるということね。
そういうこともあるので、なんとなく、こうしてちゃんと蝶として羽化してくれると嬉しいですね。やはり小学生の昆虫飼育みたいですが、大人でも香川照之さんみたいな人もいますし、この飼育は葉っぱを替えて、幼虫の糞を捨てるぐらいなので、そんなに手間はかかりませんし、楽しめます。
今回は蛹になってからはおよそ2週間程度で羽化しました。だいたいこれぐらいの期間です。この期間で蛹の内部ではものすごいことが起こっているということでしょう。蛹の色が茶色っぽくなってきたら羽化が近いです。
うーん、スマホで長時間録画ってできましたっけ?。あるいはセンサーみたいなしくみで、動いたら知らせてくれるとか。やはり、リアルで羽化の瞬間を見たいな。すでに蛹になっているのが2つあり、その後、あと、3匹幼虫がいるので今後に期待です。