天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

図書館本です。リクエストして上下巻とも買ってもらいました。現在、下巻を読んでいますが、とりあえず上巻について。

冒頭は著者の幼少期からのエピソードあれこれ。

あ、その前にこの著者のソープさんは、オプション価格の公式だかでノーベル賞をもらったブラック・ショールズよりも先にオプシションの公式について明らかにしていたり、また、若き日のウォーレン・バフェットとお知り合いだったりと、まあ、すごい方なのです。私は知りませんでしたが・・・。

で、幼少期ですが、まあ、なんというか「理系のかしこ」の方のお話で、文系鈍才の私からすると、理解できないというか、とても考えられないようなことがいっぱい出てきます。脳の機能、気質が一般人とは異なる印象です。ただ、あまりにこうした幼少期のあれこれが羅列されるので、少々食傷気味で読むのがしんどくなってきますが。

が、ブラックジャックのカードカウンティングの話あたりからは俄然、内容が面白くなってきます。こうした統計的に有意なプレーヤー側が有利になる戦略があることは聞いたことがありましたが、それを実際にカジノへ行って実践してしまうという面白さとすごさ。なんと、帰りの車には、なにか細工がされていたという007もどきの怖い話まで出てきますが・・・。ルーレットの話も面白いです。なお、著者は「ディーラーをやっつけろ!  ブラックジャック必勝法」というこの内容についての本も出してます。こちらの方が有名かもしれません。

で、この人が投資の世界にも進出してくる。しているのは、単純な買いではなくて、高いのを売って、安いのを買うような裁定取引、株式現物とオプションとか転換社債などを利用しての取引からはいってます。まあ、数学の応用ということなんでしょう。ここらのアプローチも私には具体的にはわかりません。

これで直接自分の投資に活かせるという内容はそんなにないですが、 すっごく頭のいい人が書いた読み物として十分に楽しめます。

下巻は投資関連の内容が中心になつています。さらに読み進めて、期限内に図書館に返却しないと・・。次に待っている人がいますので。

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