特別支援教育 20 現場に戻る
特別支援教育 20 現場に戻る
先週から、3月までいた職場に戻って仕事をすることになりました。
非常勤でこれまでとは勤務時間が異なります。日によって勤務時間も関わる子どもたちも異なるという変則的な形です。
いずれ何か機会があればと思っていましたが、感覚としてはこれはちょっと時期が早いなという感じはしました。
ですが、昨年度は、9月に骨折して長期離脱するわ、年末には退職を決めるわで、職場には迷惑をかけっぱなし。
自分の中でも仕事の面ではいい形で区切りをつけての退職ではなく、何か大きな「借り」があるようなところがありました。なので、今回の仕事はその「借り」を少し返すようなところがあります。
とりあえず仕事の期間は年末までです。
退職したこと自体には特に後悔はないし、納得もしていますが。
少し現場を離れていると、色々な面で見方や感じ方が変わったところがあります。
現場の中にいると、直接子どもたちと関わる以外の様々な仕事や考えなければいけないことがあります。そうした渦中にいると、何か大事にしなければいけない基本的なことを見つめなおしたりすることができなくなる、見えにくくなるようなところがあるかもしれません。
視野が狭くなるところがあるかもしれない。
野球でいえば、今は「ベンチ入りはしているけれどもスターティングメンバーではない。ベテランの代打要員か、代走、守備固め」といったポジションか。
それならそれで、できる役割というのはあると思うので、色々考えつつ、楽しく仕事できればと思っています。
初めまして
ブログ拝見させて頂いてます。muraと申します。
私の次男は今年から 支援学校にいっています。軽度自閉症です。
お聞きしたいのですが、日々 障害のある子供達と接していて…大切にされてる事 や 支援教育に対する考え 思い のような物… お聞きできないでしょうか?私もチビを毎日育てている中で 出来ない事への練習や 克服 など にばかり目がいき なんか しん の部分を見落としてないか?そんな気になります。
はじめまして
はじめまして。
学校教育の立場でということですが、
やはり、この子にとって今、一番大切なことは何かなということは考えます。細かいことでなく、おおまかなねらいとか方針とかいう意味で。そこがずれてなかったら大間違いはないと思いますので。
それから、どの子にも大事にすることは、その子その子に応じての「わかる」ということを大切にすることかなと。
同じ「できない」ということでも、わかってるところもあるけれどできないのと、全然わからないからできないのとでは意味が全然違うと思いますので。
前者であれば方法を工夫すればよいわけですし、後者だと課題そのものが適当ではないということになります。
今はかなり重度ですが、自閉症の子どもさんとも一緒に勉強しています。日々、発見することや考えさせられることがあります。