楽天「貸株金利が変更になります」 自動権利取得の関係でSBI→楽天へ保有銘柄移動

上記は楽天のサイトで表示されていたもの。江崎グリコは優待クロスでの現物保有ですが、他はPFの銘柄です。どうだったろう、SBIも頻回に貸株金利は変更になってましたかね。楽天はよく変更になる印象が強いのですが、それはこのようにお知らせで表示されるからか。

で、この貸株ですが、SBIは優待自動取得はできるのですが、優待のない権利確定日については自動で株主権利を取得する設定ができません。楽天は可能です。

SBIへは複数回、要望しているのですが、実現しません。となると、どういうことになるかというと・・・

こんなことになってしまいます。配当でも配当金相当額でも、入る金額は同じですが、確定申告上の扱いとしては配当金相当額は配当金と同等ではなく、配当控除の対象ではありません。所得の扱いが異なると、確定申告の数字もあれこれかわってきて、また面倒です。

権利確定日については、自分でおぼえておいて貸株をはずせば正規の配当金になるわけですが、頻回に売買していると、どこの証券会社にどの銘柄があるかの把握と、どの銘柄がいつ権利確定だったかの確認がおろそかになりがちで、つい貸株解除を忘れてしまいます。

これだと、例えば優待の長期保有認定の場合にも影響が出る可能性があります。また、会社から決算関係の事業報告書等も送られてきません。PFで投資対象としている銘柄については事業報告書もちょっと見たかったりもします。

明らかに優待の有無に関わらず権利確定日には自動的に株主権利を取得できる設定ができる方が投資家にとってはメリットがあるのですが、SBIはシステムの関係だかなんだかわからないですが、この設定ができないのです。やろうと思ってできないはずはないので、これはそのシステム改変のコストの関係かなにかが原因なんでしょうか。

ということで、この状況を改善するためには、SBIの保有銘柄を順次、楽天へ移していくということが考えられます。

特に優待クロスとかの売買がなければ、50万枠内であればSBIは売買手数料はかからず、楽天の方は信用買いから現引の形をとれば、大口優遇をとっているので信用の手数料はかからず金利1日だけの負担となります。これでSBIの「優待以外は自動で権利取得ができない問題」はとりあえず解消されます。

貸株金利も全般に楽天の方が高めのような気がするのですが、これはどうでしょうか。そんなに大きな違いは通常はないとは思いますが。

ということで、順次、この移管作戦を実行していくことにします。

楽天「貸株金利が変更になります」 自動権利取得の関係でSBI→楽天へ保有銘柄移動” に対して2件のコメントがあります。

  1. すぎじゅん より:

    私も配当での貸株解除を移管のたびにアンケートで書いているのですが実現しませんね。
    SBIとGMOでも書いてます。

    どうしてもやらかしてしまうので、SBIは長期保有で貸株設定しないものにして、貸株するものは楽天証券にしてます。
    GMOクリックは主力株だけにして信用VIP条件の取得に集中し、貸株は忘れずに手動で解除と思いながら、今年も既に1件やらかしました。

    貸株金利は、SBIが一番低い印象です。

  2. 伏見の光 より:

    これはなんで実現しないのでしょう。システム改変が必要だからでしょうか。

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