軽のハイトワゴンを買う?(2)マツダ フレアー=スズキ スペーシア ターボモデル試乗
本日はアクセラの点検でマツダのディーラーへ。
店にスズキのスペーシアのOEM、フレアがあったので試乗させてもらいました。カタログはノーマルですが、とりあえず今日は店にあったのでターボモデルに乗せてもらいました。
試乗するコースはだいたいいつも同じです。同じ道を走ると、車による違いというのもはっきりしますので。
まず乗り込んでですが、トールワゴンですから当たり前ですが、頭上空間がやたらと高いです。後席は若干スライドさせることができますが、座席を前に出すか、あるいは全部後席を倒せば、かなりの高さ、広さがある荷室空間が出現します。まあ、必要十分の広さで、便利に使えるでしょう。ここは軽のトールワゴンであれば、どれも同じといえば同じ、似通ったものではあるでしょうが。
走りの方ですが、この車はマイルドハイブリットということで、走り出しや低速域ではモーターのアシストがあります。
まあ、やや混雑した道をゆっくり走るのにはなんの過不足もありません。前方左右には小さい窓もあり、周囲を見回せるような感じで視界も非常にいいです。
アイドリングストップもついていますが、エアコン作動ということで、信号待ちなどではアイドリングストップとならないことも多かったです(なったこともありました)。
ちょっとした直線の坂道をのぼっていくところも、60キロぐらいまでであれば、スムーズに走ります。通常の市街地の走行で不足を感じることはなく、便利な道具として使えるでしょう。
ただ、いつも走るワインディング系のアップダウンの多少ある道に入ると、ターボであってもやはり軽の馬力で、とたんに音がうるさくなり加速も鈍くなります。
このターボモデルはCVTですが、パドルシフトもついていて、エンジンブレーキもそれなりには効きますが、踏み込むブレーキの感覚がやはりあまりよくないです。
また、ハンドルがだるいです。個人的にはだるすぎる感覚です。軽のハイトワゴンでそんなにクイックでしまったハンドリングとかの設定をしてもしょうがないので、こんなものなのでしょうが。ただ、足回しはそんなに柔らかい感じでもなかったのはよいかなと思いました。
フロントウィンドウにうつる速度計などのディスプレスも非常に見やすく、ナビは作動していなかったですが、画面はわりと大きめでした。多分、それなりに見やすいものではあるんでしょう。
以下は仮の見積もり。高いっ!。無論、ここには下取りもないし、値引きもなく、不要なオプションも入ってますが、それにしても高いですね。
あれこれ多機能になった部分、高価格化ということなんでしょうか。
車そのものの全体としての印象は、すごくいいということもないけど、悪くはないです。個人的には、まずこれをスタンダードとして、このモデルのノンターボ、他社のハイトワゴンなどにも順次乗ってみたいと思っています。