微妙IPO雪国まいたけ F社初値予想は?
微妙IPO雪国まいたけ F社初値予想は?
PFの方は指数をやや上回る状況となり、日本株の方はコロナ後の戻り高値はさらに更新、昨年末まで100万以下という水準になりました。実質的には配当、優待等がありますので、ほぼトントン的なところに来ていると思われます。
REITの方が戻りは鈍いですが、今週はやや戻し、日本株+REITの合計でも、コロナ後の戻り高値はなんとか更新しています。REITの昨年末からのパフォーマンスは、分配金のプラス分では価格の下落分が補いきれない状況が継続しています。
ということでIPOの方ですが、明日、微妙銘柄の1375雪国まいたけが公開となります。公開価格は、また仮条件の中間という微妙な2,200円という水準です。
売出しにかかわる引受価額は2093.86円ですので、とりあえずここが防波堤という形になります。
で、F社の初値予想ですが、公開価格と同じ2,200円となっています。
ここは公開価格と同値以下の初値予想を出すことはまずなく、相当厳しいことが予想される銘柄でも同値予想までで、大きくそれを下回る、あるいは小さくでも下回るような予想を見たことがないですね。
こちら、ここまでは、
日興、大和支店はブックからスルー
その他はブックは入れるが多分当選してもスルー、実際に大和ネット当選分はスルー
という対応になっています。これは大和ネットの当選数も含めて当初のイメージどおりです。
とても人気があるとは言い難く、多少でも初値が上回れば御の字的な雰囲気もありますが、当方では企業の中身そのものは相応に評価できるポイントもあると考えており、セカンダリー参戦の余地を残して
明日の状況を見たいと思っています。
公開価格割れでも、初値形成直後はとりあえず成行でのどうしても売りたいところがなくなり、需給が締まるという側面はあり、多少であればそこから株価が上昇することはわりとあります。
ですが、公開価格割れの銘柄というのは気分的には買って行きにくいんですね・・・。スルーが無難ですが、買って売って1秒未満という売買での利益が成立するかもしれません。次にキオクシア