SUBARU LEVORG STI 試乗(1)逆に悪いところ
ということで、本日試乗。自宅まで車をもってきてもらって、いつものコースを走りました。
もってきてもらったのはこちらの車です。
これは現在乗っているアクセラ。ワゴンと5ドアハッチバックですので形は違いますが、全体の雰囲気としては似ているところもあります。
全体の印象としては、非常に良いです。車そのものとしては悪い点を探す方が難しいです。
逆に、まずは無理に悪い点というか課題を挙てみます。
・高い、安くならない
SUBARUの中では最高峰の車ですから、高いのはしょうがないといえばそうです。これは本体価格で400万、不要な付属品を省く等のあれこれの対応をしても諸費用込みでは450万程度はかかってしまうでしょう。
無論、アウディとかBMW、メルセデスなどを選択すればすぐにこれぐらいの価格にはいくわけで、ここはもう価値観の問題ということになります。このLEVORG STIが本体価格400万であれば「安い」と考える価値観もわかります。同時に車にそこまでのお金を支出するのはどうなのかという価値観もわかります。
また、営業くんの話では、この車は値引きはないとのこと。実際、まったくないかどうかはわかりませんが、とにかく渋いことは渋いんでしょう。それでも欲しい人が買う車ということになります。
これをCX30のそこそこ装備を充実したモデルと比較してみれば、軽く50万以上は支払い価格がかわってくるはずです。であれば、その差でいいテレビとアコースティックギターでも買った方が日々の生活が充実するかもしれません。そうした価値観の選択を迫られる車だということです。
・ボルドー/ブラックで仕立てた本革シート
こちらにも掲載されていますが、この車のシートはボルドー/ブラックで仕立てた本革シートの一択です。他の選択はありません。個人的にはこういうシート、本皮の赤茶系というものはあまり好みではありません。シートそのものはしっかりしていて微調整もできるものがよいですが、外見は単色のファブリックもので十分です。逆に、なにか「いかにもいいクルマ」風のおごったシートはやや気恥ずかしさも感じたりします。まあ、ここらは個人の感じ方の問題です。
・戻る指示器レバー
SUBARUはどれもそうなのかもしれませんが、方向指示器のレバーは右左折の方向に入れても瞬時に元に戻ってしまうタイプです。ここらは慣れでどうにでもなるところではあるでしょうが、違和感はあります。カッチリと曲げたほうに入ってくれて、ハンドル連動で戻る方がよいです。
・燃費
SUBARUの燃費がよくないというのはよく言われるところです。基本的にスポーティーな走りを楽しむことを基本にしたモデル、グレードですがら、そもそもそんなに燃費とかをうるさくどうこういうような車ではありません。SUBARUとしてはこれでも以前と比較すれば改善してきているところもあるのでしょう。が、燃費がいいかといえばそんなによくはないです。ガソリンがレギュラー仕様なのはいいと思いますが。
・45タイヤ
この車は標準では扁平率の高い夏タイヤをはいています。確認してみたら今のアクセラも45でした。こういうタイヤは高いのです。しかも、冬に信州とか越前などへ行ったりするとなれば、ストッドレスタイヤも購入しなければなりません。これも高いです。
といったことで、そもそも本体価格が安くないところに加えて、タイヤも燃費も高コストの要素となります。基本的に走りの爽快感などにふったモデルですから、購入するならそういったことを承知でということになるでしょう。
これで日本全国を快適に楽しく走り回れて、いろんな新しい経験や楽しい体験が積み重ねられれば、全然価格は高くないし、お金はこうしたことにこそ使うべきだという判断もあります。
というようなことで、上記のような点はそれなりに承知で、この車はまずは購入候補としては残します。いきなり除外することはしません。それには惜しいです。
おっしゃる通りです。
自分は車はあくまでも移動手段で且つ安全性が担保されるものですから、400万の半分の200万でも高いと思いますが、欲しい人は1000万出してもベンツとか買いたがりますからね。
価値観の問題で経済的に許容の範囲なら欲しい人には金額は二の次でしょう。
唯、そんなに高い車は自分は怖くて運転出来ません(笑)
会社でMIRAIが納車されましたが、やはり怖くて運転出来ません(笑)
そんなに無理なく出せる範囲であれば、高級車とかいうことではなく、気に入った車に乗りたいという意識はかなり強いです。ただ、やはりそれなりのバランス感覚はいりますので、最終的にどう決断するかはわかりませんが。
MIRAI、道路を走っているのを一回だけ見ました。なんかスタイルはプリウス的であまり好きではないです。