まれに見るひどいIPO初日! 4528網屋でもこんなもの・・・

まれに見るひどいIPO初日! 4528網屋でもこんなもの・・・

まあ、同日に公開が集中したということもあるのでしょうが、それにしても今日のIPO初日、公開日銘柄の惨状はちょっと記憶にない、ひどいものでした。

4528網屋

4528網屋の値動き。

ここなど、単独上場でIPOマーケットの地合いがまともであれば、初値も、その後の値動きも全然違っていたでしょう。当方は上記赤丸部分の初値後の細かい上昇部分で売買しただけですが。

相応に評価点がある銘柄の場合、どこか短時間でススッと株価が上昇して買われるところがあります。が、ここのところのIPOマーケットは多くの銘柄でそれが1日、いや半日とかももちません。またススッと利益確定だかの動きに押されて下落してしまい、継続的に買われるというこど少ないです。ここもそんな動きになっています。

4419Finatext

これはもう相当にひどいです。事前からかなり厳しい状況は予測されていました。

公開価格1,290円→ 初値990円 終値840円

初日で公開価格からこの下落率での初値、そしてさらに終値。これはちょっとありえない厳しさ、ひどさです。全板を初値前にちょろちょろ見ていました。引受価格の1193円だかで200万株以上の大きめの買い板が見られました。しかし、これ以外の買いがまあほとんどないというか増えてこない状況でした。

ここは結果論的には初値で買って一瞬の上昇をとらえての売却という形がベストでした。公開価格割れでもセカンダリーの場合、初値から上昇があればそれでいいわけです。この形でちょっと利益が出た売買も最近しましたので、今回のこの銘柄についても少し考えはしたのですが、なかなか飛び込みきれません。まったくみどころがないということでもないと思うのですが、公開株数の多さでこの地合いとなると、売り物がどんどんわいてくるようなことになり、ひどい初値でもそこから下に買いも入らず、だらだらっと下落する可能性も想定しました。

9256サクシード

公開価格1,560円で初値1,671円ですから、一応、公開価格割れは回避されています。が、その後の値動きは網屋のような短時間の上昇もなく、後場にずるずると下落しています。たまたまここはチェックしていたませんでしたが、セカンダリー参戦では初値からほとんど上昇がなく、どうしようもなく被弾のパターンです。

と、これぐらいにしておきますが、反面、直近上場のJDSCや湖北工業は高いです。IPOはいつちでも玉石混淆で注目される銘柄でそうでない銘柄では値動きに大きな違いが生じますが、今はそれが極端になっています。

こちら、24日公開の2銘柄がありますが、一つは被弾覚悟というところでしょうか。それもこの状況であれば致し方なしです・・・。

 

 

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