これがニッポンの桜 哲学の道から法然院へ(3)
法然院は銀閣寺の近くのお寺ですが、訪れる人は少なめで静かな雰囲気のお寺です。
哲学の道より東側、少し高い位置になります。階段をあがってお寺に向かいます。
法然上人ゆかりの場所だったところに、江戸時代にお寺が再興されたということですね。方丈の建物は桃山時代のものを移築したものといわれているそうです。
この時期は特別拝観ほ実施していて、本堂の中や方丈の襖絵なども見せていただくことができました。
法然院は椿のお寺というイメージが強いです。
門をぐぐって本堂の方に向かいます。
入って左右に砂が盛られており、水流と桜の文様がそこに描かれていました。
手水鉢のようなところに花が二輪。なかなかよい演出かと。
水が落ちる足下にも二輪。
建物の中は初めて入りました。通常は公開されていません。
陶器の鉢の中に水がたまり、そこに山桜がうつっています。陶器ではなくて石かな。
これはよく見ると桜の木にヒヨドリが来ています。
お堂の前に池には鴨が来ていました。
暗い廊下の奥に椿一輪。ん、椿ではないか・・・。こういう演出なのか・・。
こんなディスプレイもあり。ここだけ結婚式場みたいでした。
帰り道、来た時の手水鉢のところですが、光のあたり方がもう変わっていました。
門を出て哲学の道の方へ戻ります。茅葺きの屋根がしぶい雰囲気です。
ということで、駐車場に戻り、一度白川通に出てから来た道を戻り自宅へ。
あたたかい日で、気持ちよく歩くことができました。
おわり。