PF保有銘柄の投資判断と追加候補(3) 7203トヨタ自動車

7203トヨタ自動車 1,084株保有 時価評価額224万

言わずと知れたトヨタ自動車です。

個人的には、初めての自家用車はトヨタのカローラの中古でした。もう40年近く前になります。その次もカローラの中古で、これがFRとしての最後のカローラでした。それ以後、トヨタ車は自分が主に使う車としては乗っていません。主に奥さんが使う車としては一つ前の車がトヨタのシエンタでした。

よく個人投資家の方で大きな資産を築いた例として挙げられるのが比較的早い時期からの中小型株への集中投資のスタイルです。実際、企業の中長期での大きな成長に沿う形で株価も大きく上昇する事例というのは数多く見受けられます。

それに対して、累積投資でトヨタを毎月買っていくような投資方法(トヨタも累投銘柄の一つでした)というのは、いわば中小型株集中投資の対極にあるような投資方法です。

長期のチャートはどうなっているか。

一気にではないですが、じわじわとは右肩上がりにはなっています。

トヨタの予想ERSは178円、予想PERは11倍台半ば、配当利回りは2%半ばというあたりでしょうか。このPERの評価が「適正」なのかどうかはよくわかりません。

トヨタは製品そのものの販売も全方位的でそつがない事業展開をします。が、当然、世界経済の様々な影響を受けますし、製品が自動車ということで、様々なリスクもあります。直近もオーストラリアでエンジン関係の不具合に関する訴訟のニュースがありました。米国市場でプリウスの暴走云々で叩かれたこともありました。近年はEV化で遅れをとっているような印象もあります。それに対応してずらっとEVを並べたプレゼンもしていましたが・・・。

設備投資や研究開発には巨額の費用がかかります。状況の変化に対応して即座に方向転換するようなことは難しいところもあります。

そうした、自動車産業そのものが持つ難しさ、構造的な大変さ、またこの変化の時代への対応のしかた、そうした部分を割り引いても、現在の株価、評価は割高感があるようにも思いにくいです。

ただ、自動車産業、それもメーカーに投資するのであれば、SUBARU、MAZDAといったやや小粒で独自性がある企業の方が面白いかなという感じはしますし、実際に新規なり追加の投資を考えるのであればそのようにしたいと思っています。

保有の単元未満株分は以下のようになっています。

520.57円というのが平均買いコストで44065が買いコスト全体、右側が時価評価で、右端が時価評価損益です。ここで見ると、だいたい買値からは4倍程度にはなっています。キーエンスには全然及ばないですが、別に悪くはありません。

トヨタについては保有は継続して放置します。上記の84株ほどは配当再投資の累積投資口座に入っていますので、2年ほどしたら100株ぐらいにはなっているのではないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です