湯の山温泉から多度大社、八風街道(4)
翌朝は温泉に入り、そしてアクアイグニスのパン屋さんでパンを購入して出発です。
目的地は多度大社。この地域では椿大神社という神社が最も大きな神社のようですが、それに次いで大きく、歴史も古い神社のようです。
あまりあれこれ深く調べすぎずに行ってみることにします。場所にもよりますが、動画なども含めてあまりあれこれ調べすぎてでかけると、なにか実際に行った時にすることが事前に調べたことを確認することにとらわれたりすることがあり、調べすぎは、良くも悪くもその時のリアルな感覚、感動を薄めてしまうようなこともあるので、旅行の時はあまり細かいところまでは調べないことが多いです。もちろん、調べていても、文献や写真、動画などと実際の場面は異なることもあるのですが。
ということで湯ノ山から多度大社までは一般道で1時間程度のところです。位置的には北へ進む、北北東ぐらいかな、ということになります。
着きました。ここが神社の入り口になります。左側に大きな木、クスノキかな、があり、石段があります。背後には山が見えます。神職の方が掃除をしておられました。参拝の人は、雨天の平日午前ということもあってか、誰もいません。静かです。
大きな立派な木です。
歴史は古代からの由緒があるということです。
その木の下、石段の左側の方は土の通路の坂道になっています。立ち入り禁止ですね。なんでしょう。左右には建物や観覧席の柵のようなものもあり。
あー、これ、ここの坂を馬があがるんだ。それであれこれ、その年の吉凶を占ったりするんですね。南北朝時代からある行事なのか。これ、なにかで見たことがあるような・・。
全景はこんな感じです。
坂の最後の部分は人の背丈を超えるぐらいの大きな段差になっています。
で、石段をあがってもみると、あ、白馬の像。
じゃない、リアル白馬やないかーい!。生きている本物の馬です。神馬ということで、ここで飼っているということのようです。
はよ、ニンジンくれーい!。
にんじんが用意されています。手であげると危ないので、馬が鼻を突き出している器のところに入れてくださいと書いてありました。
北海道の浦河から来たサラブレッドなのね。
ということだそうです。
つづく。