株式投資は面白い。損することもあるけど、趣味と実益を兼ねるというやつですね。まあ、トータルでは多分損することはないと思いますが。

が、この年になってくると、そんなことより大事なのはＱＯＬの維持、向上。ＱＯＬは「クオリティ・オブ・ライフ」だから、生活の質ですね。

言い換えれば、そのほとんどは健康、体力の維持ということになりましょう。

いくら時間に余裕があり、経済的に大きな問題がなく過ごせたとしても、厳しい闘病生活が続いたり、あるいは行動上の様々な制限、制約が多く、その程度が厳しくなるような状況では、なかなか思ったような充実した生活を送ることは難しいでしょう。

健康面の中心は家族性コレステロール血症、動脈硬化、心筋梗塞等の治療、予防。

食生活でそんなに脂肪分が多い食事が続いたりすることはないのにコレステロール値が高い状態が続き、検査してもらったら、その原因が家族性コレステロール血症であることがわかりました。遺伝性で食事の改善等ではコレステロール値は落ちず、その状態が継続すると動脈硬化が進行します。

実際、既にかなり進行した状態だったということで、心臓の冠動脈もいつ詰まってもおかしくないような状態でした。ということで、血管のカテーテルを入れ、編み目状の筒のようなステントを血管に入れる手術を既に複数回実施してもらい、これは経過観察中。

コレステロール値を下げる薬、血圧や血管がつまらないようにする薬、それに加えて尿酸値をコントロールする腎臓結石の薬、またサプリなで含めると、朝は毎日10錠以上の錠剤を飲むような状態になっています。腎臓結石の方はもう数年は奥の方にとどまっていてじっとしている状態が続いています。

幸いというかなんというか、この病気、私自身の場合はほとんど自覚症状がない形でここまで来ています。それでも病変等が発見されて可能な対応はしてもらったということになります。

で、今は毎週一回、リハビリでクリニックに通院しています。していることはジムでの軽い運動に近いもので、しようと思えば自宅で、あるいは公立の体育館にある設備を利用したりしても可能なものです。ただ、携帯型の心モニターをつけながら運動をしており、専門のスタッフからも助言が得られるのでそれは安心です。これ、一回での自費負担が2,000円くらい。薬のコストもありますし、定期的に通院するコストもあります。が、これらは健康の維持のためには必要なコストです。

なお、手術についてはこれまで生保の給付があったりして、あまり実質の負担金が大きくならずに受けることができています。

あとは体力。仕事で毎日体をそれなりに動かしたりするようなことがなくなり、ぼんやりしていると、パソコンの前でモニターを見ていたり、録画していた番組や映画などを見ていたりする時間が長くなりがちです。なにもしないとどんどん足腰が弱ってきてしまいます。なので、とりあえず日々のステッパーと振動マシンは必ずするようにし、それ以外にも歩く機会を日々多少なりともつくるようにはしています。

本当はもうちょっと積極的に体力づくりをした方がいいと思うのですが、なかなかそこまでいかず、体重もあまり減りません。筋力は維持、向上させ、体重は数キロは落としたいところです。