イーディーピー yahoo掲示板をのぞいてみた

イーディーピー yahoo掲示板をのぞいてみた

yahoo掲示板は日頃はあまり見たりすることがないですが、今回、イーデーピーは株価最高値圏での下方修正ということでどんな感じがのぞいてみました。

唐突感のある下方修正で、詳しい説明資料も出されていないということで、信用での大きめの買いポジジョンがあったり、現物でも高いところで買ったりしているところは不快感、不安感が強くなっているかと思います。気楽なポジジョンの私でも当初、不快感がありましたしね。

でyahoo掲示板の方ですが、ベースは売り煽りさんとか下方修正愉快犯さんみたいな書き込みが多数でにぎやかです。自分のスタンスが定まっていないとこういう実質的にはほとんど内容に乏しい書き殴りのようなものでもイライラしたりすることがありますね。

ただ、これらは実質的には中身がないです。だいたいこういうので埋められていて、ある意味、懐かしさを覚えるようなところがありました。そうそう、昔、テキストベースのパソコン通信(ニフティサーブ)で、あれこれ株談義のバトルをしたことも思い出しました。

で、中に時々、決算書とか業績予想修正のリリースを丁寧に見て自分の判断や見方を書いているようなコメントが散見されたりします。こういうのはそこそこ文章が長いですが、内容はまともでたまにヒントになるようなことがあったりしました。

例えば、売掛金の売上に対する比率とか仕掛品の対売上の比率なんかの数字を丁寧に見ているコメントがあったり、大型向け製造装置と小型向け製造装置の位置づけの違いについての推測があったり、私と同様の視点なり見方のコメントもありましたが、違う視点からのものもありました。

一々罵詈雑言系のコメントをみんな見たりするのは雰囲気を懐かしむ程度の意味しかないので、参考になったようなコメントのあったユーザーはリスト登録をして、あとから見てみることにしました。

なるほど、こうすればちょっと有益かもということがわかってよかったです。

売買の方は株価がついて大きく下落していてくれれば、予定どおり単元未満株を買っていきます。明日は寄らないかもしれないので、火曜かな。

イーディーピー yahoo掲示板をのぞいてみた” に対して23件のコメントがあります。

  1. infinity より:

    初めまして。

    私は、2Qの決算短信の以下の記述を見て、当然の流れとして、種結晶の注文が減ると思っていました。
    (ここにしか市況の情報が記載されていないので、3Qの下方修正で狼狽している方もいらっしゃるようですが・・・)

    「世界各地で新しいLGD製造企業が立ち上がり、 既存のメーカーは生産能力の拡大を進めています。」「競争の激化によって製品価格の下落も進んでいます。」

    ただ、この部分は「養殖真珠が天然真珠の地位を奪った歴史が、繰り返される可能性が高い」という社長が予想するストーリーの通りです。3Qの下方修正も自然なことで、かつ一時的なことと思いました。

    養殖真珠が出始めたとき、天然真珠の価格は大暴落しました。養殖真珠は偽物だという誹謗もあったようです。しかし、最終的には、品質・サイズ・価格で勝る養殖真珠が、天然真珠に取って代わりました。

    今回の下方修正、私は悲観していませんし、ダイヤモンド半導体の夢もありますので、株価が下がるとしても一時的かと思っています。

    ちなみに、真珠やダイヤモンドの歴史については、
    ・山田篤美 (著)『真珠の世界史 富と野望の五千年』 中公新書
    ・山口 遼 (著)『ジュエリーの世界史』新潮文庫
    ・エイジャー・レイデン (著)『宝石 欲望と錯覚の世界史』築地書館
    あたりが面白く、参考になりました。

  2. 伏見の 光 より:

    私は上方修正はないとは思っていましたが、下方修正があるとは予想していませんでした。

    が、内容を見ると「ぎりぎり」下方修正というあたりでしたね。

    真珠や宝石の歴史について丁寧に文献等読まれているのですね。
    紹介ありがとうございます。またのぞいてみます。

  3. infinity より:

    ご返信ありがとうございます。文献は他にもいくつか読み進めています。

    私も決算については、どっちに転がるか読めませんでした。

    好材料)生産効率の改善。大型品の割合の増加。
    悪材料)市況の悪化。為替の円高。

    今回は、後者の方が若干強かったということで・・・

    ちなみに、市況は、「国際ダイヤモンド業界市場 週間レポート」がネット上で読めるので、参考にしています。

    また、今後の好材料としては、競合他社(独のAudiatec?)が米国のLGD製造企業(DIAMOND FOUNDRY?)に買収されたこと。種結晶のインドでの輸入関税が5%から0%に変更となったこと。円高が落ち着き、円安方向に転換しつつあること。などがあるかなと思っています。

  4. 伏見の光 より:

    決算は大口の需要動向の変化とそれへの対応、小口ユーザーとの契約等の要因が端境期で重なり、全体として小型の価格低下の影響をカバーしきれなかったという、全体として見れば一時的な状況かなと思ってみています。

    さらに大型の種結晶の試作にも成功しているということなので、そのあたりも商品化されれば収益に貢献してくる可能性もあるかと思っています。

    また気がつかれたこととか資料などありましたら教えてください。

  5. infinity より:

    今日の開示資料を見ていると、伏見の光さんの見立ては正しかったという印象でした。

    そのほかで、気づいたことというか、個人的な疑問として、なぜ工場で使う電力を、割高を覚悟の上で、再生可能エネルギーや屋根に設置する太陽光パネルの電力で賄うのか、について。

    (最近の某紙のインタビューで「割高だが、仕方がないと思っている。」とコメントあり。)

    これまでの開示資料からは、低コストで種結晶を作れることが武器だったように思えて、矛盾を感じましたが・・・

    大手顧客のLUSIX社が「SUN GROWN DIAMONDS」というブランドでLGDを製造しており、そのため種結晶も100%太陽光エネルギー産である必要があるのかな、と思いました。

    半導体のような世の中の役にたつ「必需品」ならば、安く大量に、がベストですが、
    宝飾品用のダイヤモンドは「地位財」であり、本質的には何も価値がないので、ブランドとかストーリーが大事。そこのところを理解しての対応かなと想像しました。

    あまり役に立たない、ただの妄想ですみません。。。

    1. 伏見の 光 より:

      今日の開示資料は基本的にこれまでの施策の延長線上で特に意外感はなかったです。

      電力はSDGsの流れに対応したものでしょうね。

      「全部再生可能エネルギーでできてるダイヤです」と言えることが価値というか、
      天然ものとは違う意味でのトレーザビリティも重視されてくるということなんでしょう。

      上場直後のインタビューでは電力安いのはカナダとか言ってましたね。

      1. infinity より:

        そうですね。SDGs対応ですよね。。。

        今日(2/16)は、コーンズテクノロジー株式会社が株を売却したとのニュースでがっかりしました。

        両社の間で何があったのか、わかりませんが、単にダイヤモンドの市況が悪いだけで、売却するとは思えず、よほど現金が必要になってしまったのか、EDPはここまでの会社と見限ってしまったのか。どんな理由にせよ残念です。

  6. 伏見の光 より:

    この株式売却のリリースはちょっと理由というか意味がわかりませんねー。

    マーケットはとりあえず、なんだかわからない、どうなるかわからないことを嫌いますし、株価の方はまた下落ということになりそうです。

    売却先がまとめて買っている場合は、来週にはどこが買ったかの開示があるので、ちょっとはっきりしてくることがあるかもしれません。

    ここらはIRに聞いても今の段階で具体的な回答はないかと思います。

    まあ、個人的にはここの事業内容そのものや事業戦略についてはなお期待しているところもあり、株式は買いコストも低く、現象しているとはいえ利益はある状態ですので、のんびりと状況を見つつ、既定の方針で売買していきます。

    また思われたことがありましたらどうぞ。

    1. infinity より:

      結局、全株売却しました。
      理由は、コーンズテクノロジー株式会社が株を売却したことです。

      同社は、EDPの設立間もない時期から出資していた、いわば最もEDPを理解しているであろう株主だと思います。その株主が売ったのであれば、もはやこれまでか、、、と考えました。(仮に、現金が必要になっていたなら、株を担保に銀行から借りる方法もあるだろうと思いました。)

      新たな株主ですが、もしも「京セラ」が筆頭株主になってくれれば、面白い展開もありそうです。京セラが製造する貴石(クレサンベール)のラインナップにはダイヤモンドが欠けていますし、電子部品の分野に強いので。

      1. 伏見の光 より:

        そうでしたか。やはりこの大株主売却はモヤモヤ感はあるままですね。
        このあたりで売却という判断も適切なのかもしれません。

        こちらはもうちょっとのんびり粘ってみます。

        提携はウエハ関係ということなら、将来的には信越化学とかロームあたりも可能性があるのではないかと思っています。

        1. infinity より:

          もし信越化学との話が出てくるようであれば、再度、株を買います。

          しかし、やはり開示を改めて読み直すと、、、色々思うところはありました。

          EDP社は、11月11日の上方修正の時点で、小型宝石生産用種結晶の受注減があったにも関わらず、その事実を隠していました。計算の結果、上方修正になるとしても、大型用での穴埋めの事実があるなら、その旨を記載しないのは不誠実ではないでしょうか。(もっとも、今後の不確実性を感じるので、私が同社の役員なら上方修正を出しません。)

          また、基本的に、LGDは天然ダイヤモンドの価格を参照して値段が付けられるものであるにも関わらず、その説明がなく、ダイヤモンドインデックスの存在にも言及がありません。このあたりの知識がないのでしょうか?

          コーンズ社が離れていったのも、このような不誠実さ、無知さが原因ではないかと感じてしまいます。

  7. 伏見の 光 より:

    隠していたという指摘はどうでしょう。11月の時点でどこまで顕著な減速感があっのか、そこらの実態はわからないですね。

    下方修正の訂正では需要急変の時期を後にずらしてましたね。まあ、ここらは手抜かりというか甘いとは思いました。

    信越化学云々は、あるとしてもダイヤモンドウエハー関係の開発が実用化の方向へ踏み出すというどうなるかわからない材料性みたいなものですから、今はなんともですね。

    株は、すぐに売ったり買ったりできるのがいいところで、そのためのコストもそんなに高くない、基本的に流動性の面で問題がないのがよいです。こちらもこれは本質的なところでダメとか見限れば即刻売却も選択します。

    大株主の売却の件も含めて、もうちょっと事実を確認しつつ対応してみます。

    1. infinity より:

      確かに「隠していた」というのは、強い表現かもしれませんね。EDP社は、減速感は感じておらず、将来の不安もなかったかもしれません。

      最終消費者から「最も遠いところ」にいるため、ダイヤモンド価格の下落の影響を、最後に受ける立場かとも思います。

      ちなみに、ダイヤモンドインデックスは、EDPの上場以降、ずっと下落基調にあり、いまだ反転していません。

      EDPは、グロース銘柄というよりは、シクリカル銘柄なのでしょうね。

      1. 伏見の 光 より:

        >EDPは、グロース銘柄というよりは、シクリカル銘柄なのでしょうね。
        ダイヤモンドの相場がどういうものか、どんな動きをする傾向なのか
        わかっておりませんが、そこが循環的に価格変動しているなら、その影響というのは当然あるんでしょう。

        私はなお、プロダクトミックス(より高価で利益率が高い商品への展開をすすめる)の改善によって成長を続け、最終的にはダイヤモンドウエハー等への活用までつなげたい、そうした展望のある企業ではあると思います。

        無論、一直線にそういうところへは進まないところもあるのでしょうが。

        1. infinity より:

          ダイヤモンドの相場は、デビアス社の一定のコントロール下にあるようですが、それでも、idexonline.com で確認できるダイヤモンドインデックスチャート(過去5年)では、2020年3月が底、2022年3月が天井で、現在、継続的に下落しています。
          (個人的な解釈としては、コロナショックによる下落、その後の金融緩和や現金給付で上昇。旅行やイベント等が中止になり、余ったお金が宝飾品に回ったと推察しますが、現在は、旅行やイベント等が元通りとなり、宝飾品の需要は減退。金融引き締めによる景気後退の懸念もあり、逆回転中かと思います。)

          ちなみに、今年の1月に、デビアス社は、ダイヤモンド原石の大幅な価格変更を実施。大きなサイズの原石の価格を引き下げ、小さなサイズの原石の価格を引き上げたようです。(まるで、大きなサイズに舵を切ってきた、LGDメーカーを翻弄するような価格変更。。。)

          現状、シクリカルな宝飾品業界が、最も高くEDPの種結晶を買ってくれているようですが、そこからの需要に依存する以上は、EDPもシクリカルになってしまいます。また、ダイヤモンドウエハー等への活用まで、何年必要か、資金がいくら必要か、そのあたりの見通しも、私には見えてきません。

          1. 伏見の 光 より:

            なににつけ市況の変動というのはなかなか正確に事前に読めるものではないかと思います。

            また、ここの場合、天然ダイヤの価格動向とどう人工ダイヤの種結晶の価格動向、そのサイズによる価格の差等も含めて、が、どの程度の比率で連動するかも単純にはわかりません。

            今回の下方修正の理由等を見ると需要や価格の変動は結構短い期間で大きく動く場合があるように思えます。
            ここは為替変動の要因というのもありますし、全体として読みにくい要素が多いようにも感じます。

            が、これらは投資対象として必ずしもネガティブな面ばかりでもなく、チャンスになることもありそうです。

            ここは今週、小さく10株買い戻すと200株に戻ります。
            この程度であれば、買いコストも低いためメンタル的にさして無理なく保有を継続できますので、引き続き状況を見ていきます。

            分割後は株価も下がりますので、また状況の変化などで投資対象とすることも検討してみてください。ではまた。

          2. infinity より:

            EDPについては、しばらくウォッチする予定ですので、これまで調べて、わかったことや思ったことを追記いたします。

            ・LGD業者は、Rapaport Price Listと呼ばれる価格参照リスト(天然ダイヤの価格)を使用しており、独自の体系を持っていない。(他社と価格比較できなくなってしまうため。)また、コモディティ化とマージン低下の問題を抱えている。

            ・diamondelements.com のサイトに、種結晶のサイズ別のプライスリストがあり、EDPのプライスリストもおおよそ推測できる。

            ・EDPが、短期間で、需要や価格の変動を受けてしまう原因は、大口4社からの注文に依存していたためであり、デビアスやアルロサのように、定期的なオークションや入札で幅広く販売していれば、おそらく問題は起きなかった。

            ・大口4社の下請け企業のポジションから脱却できれば、円建てで取引をすることも十分可能。(半導体製造装置のように競争力の強い産業は、円建てシェアが高い。逆に言えば、現状のEDPの競争力は強くないとも言える。)

            ・「工場を増設すると、需要が減少する」というジンクスに、もろにハマった。EDPとほぼ同時期に増設したキオクシアも需要減少で苦しんでいる。歴史を遡れば、シャープもパナソニックも歩んできた道・・・

  8. 伏見の 光 より:

    おはようございます。
    以下ですね。これは知りませんでしたし、確かに価格の推測ができますね。
    http://www.diamondelements.com/general-single-crystal-cvd.html

    大口依存の状況というのはそこの影響をダイレクトに受け、それが下方修正につながってますし、そこはリスク要因ということは社長も言ってました。

    株を保有していると所有効果でどうしても傾向としてポジティブな材料を見ようとしてしまいますので、一度、ノーポジジョンにされている場合の方がニュートラルに状況を見られるところもあるかと思います。

    また思われたことがありましたら教えてくださいね。

    1. infinity より:

      EDPは、ポジティブサプライズが出てきたり、株価が3Q決算日(2/10)の価格を超えてくるようでしたら、再度、買うことを検討します。それまでは見ているだけの予定です。

      また、一つ情報を追加いたします。もしかしたら、ご存知かもしれませんが。

      【参考銘柄】
      ・アダマス・ワン(ティッカーコード:JEWL)
       昨年12月にナスダックに上場した、LGDメーカー。
       www.adamasone.com
       サイトを見ると、30年以上の経験、年平均成長率25%+ などと記載があります。
       しかし、株価のチャートを見てもP/Lを見ても・・・理解が追いつきません。

      1. 伏見の 光 より:

        ありがとうございます。アダマス・ワンも知りませんでした。

        こちらですね。
        https://finance.yahoo.co.jp/quote/JEWL

        大株主の売却関係、大量保有報告があるかもしれません。

        1. infinity より:

          アダマス・ワン、本日(2/22)最大750万ドルの自社株買い計画を発表し、株価が一気に30%ほど跳ね上がりましたが、勢い続かず。。。

          しかし、上場して日が浅いのに、自社株買いとか、意味がよくわかりません。。。

          1. infinity より:

            アダマス・ワン、結局、終値で、ほぼ前日の株価に戻ってしまいました。

            もう少し調べてみようと思い、先月開示された年次報告を読んでみたところ、知的財産の項目に、興味深い記述がありました。

            「(略)これらの改善があっても、サードパーティから毎月一定量のマザーシード(種結晶のこと)を取得する必要があります。私たちの目標は、最終的に追加の機器を取得して、この依存関係を排除することです。」

            この記述から想像するに、他のLGDメーカーも本音ベースでは、種結晶を買いたくないのかもしれず、いずれ自前で何とかしてしまうのかも・・・

  9. 伏見の 光 より:

    ありがとうございます。

    LGDメーカーは低コストで高品質の種結晶を内製化できれば当然その方がいいのでしょうね。

    イーディーピーとしては、優位性がある大型の方の商品化などでどこまで逃げながら収益を伸ばしていけるかというあたりがポイントかとは思っていますが。

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