7794イーディーピー 後場寄りで単元未満70株を売却 感覚としては「逃げ」

今日はここのところ細かく10株ずつ売買していたイーディーピーを70株売りです。

多分13,990円で売れたでしょう。単元未満でも値がさで株数がそこそこだと、手数料0.55%がすごく高く感じるような金額になりますが・・・。

ここは200株を「ただ株」という方針、計画でしたが、今日のところで今日で可能な株数だけ「ただ株」化するということにして、そのために必要な売却る株数が70株でした。感覚としてはこれは「逃げ」という感じです。「ただ株」というのは確定した売買での利益の範囲でしか保有をしないということで、銘柄としての買いコストがマイナスになっている状態のことです。

評価要素はあれこれ多いものの、不明瞭、不明確な部分もあれこれあり、PFの中の個別銘柄としては値動きの大きいこの銘柄の影響が大きくなりすぎる傾向があるということもあって、株数を減らした形です。残りの保有株数は120株。このまま1:5の分割までいくと、600株保有という形になります。

今までからして買いコストは低かったのですが、これで保有分はすべて「ただ株」化されたことになりますので、メンタル的にはまったく気楽になりました。

ですから、この銘柄については時価×120株が時価評価での損益額となります。この現在の保有を継続する限り、この銘柄で損失が出ることはありません。まあ、これは「損失」をどうとらえるかにもよりますが。

不明瞭、不明確な部分等については、また別途書きます。

7794イーディーピー 後場寄りで単元未満70株を売却 感覚としては「逃げ」” に対して7件のコメントがあります。

  1. infinity より:

    天然ダイヤは、大型のものが希少なので、サイズが大きくなると、価格は指数関数的に上昇。
    一方、LGDの製造コストは、直線的にしか上がらないので、大型のものほど利益率が大きい。
    また、技術的なハードルがあるため、競合他社の中には、そもそも大型のものが作れないところもある。そのため、大型化に舵を切る。。。

    しかし、なんとなく、液晶テレビと似たような歴史を繰り返すような気がします。
    パネルの大型化で差を付けるはずが、競合他社の技術レベルの上昇により追いつかれ、最終消費者の需要も飽和し、低価格競争に巻き込まれ、利益率が悪化し、最終的には・・・

  2. 伏見の光 より:

    おっしゃる危惧は十分にあると思います。
    あれこれ読んだり聞いた見たりした現状のイメージは、とにかく「必死で逃げてゴールをめざしている」というようなイメージです。

    競争力のある、儲かるところで稼ごうというのは当然ですが、そこが儲かるところなら他社がキャッチアップしようと追いかけてくるのは当然。いくら全体の需要が増加したとしても、追いつかれ、同じものを低コストで量産化されれば厳しいでしょう。ご指摘の液晶もそうでしょうし、かつての半導体などもそうでしょう。

    そこまでどれだけ時間的余裕があり稼げるのか、そして半導体等デバイスへの活用というゴールまでつなげられるのか。どれだけ勝算があるかは当事者でもわからないかと思います。

    幸い、とりあえずこの銘柄で損失が出ない形にはなりました(しました)ので、行く末をのんびり見ておきましょうか。

    ダイヤモンドの半導体は佐賀大学の開発がニュースになっていました。これは、国も関わるなどしてオールジャパンのような体制ができるとよいのですけどね。

    1. infinity より:

      なんとなく、EDPは孤立しているイメージがあるんですよね。オキサイドやオーブレーあたりと協力関係にあるわけでもないみたいですし。コーンズテクノロジーも離れていってしまうし。

  3. 伏見の 光 より:

    おはようございます
    コーンズテクノロジーは親会社も含めて事業の面ではどうなのかよくわからないですね。

    オキサイドは単結晶という意味では共通性があるような感じですが、事業内容的にはつながらず。

    Orbrayは関係はありそうですが、どうなんだろう。

    多分、この業界、どこまで事業としてのアライアンスがあるかは別にして、研究者も含めてかなり「狭い」業界のようなイメージもありますが。

    1. infinity より:

      コーンズは、EDPの装置の提供元であり、種結晶の販売先でもあるので、事実上の運命共同体であると私は判断していました。コーンズの信用力は、私がEDPの株を買った重要な根拠の一つでした。

      オキサイドについては、藤森社長の上場会見の中で、「オキサイドも単結晶を製造しており、いろいろな種類の、特に酸化物(オキサイド)の単結晶に取り組んでいる。我々はダイヤモンドの専業であり、ダイヤモンドの単結晶で半導体に使ってもらうという、オキサイドと似たようなビジネスモデルもある」との発言もあるので、例えば、一般社団法人単結晶協会とか設立して(笑)、交流しても良いように思います。

      一方、オーブレーの方は、先日の四季報の記事の中で「当社の製品を買ってもらっており、取引関係があるが、ライバルにならないとは言えない。」ともあり、先方の会社の規模とも比較すると、開発リソースの差は10倍くらいありそうなので、協力すると、オーブレーの傘下に入ってしまう感じになるかもしれないですね。

      1. 伏見の 光 より:

        Orbrayはそんなに規模が大きかったですか。

        いずれ、いろんな展開があるかもしれませんね。

        1. infinity より:

          1939年創業、従業員は連結で2,000名のようです。
          生産拠点も、秋田県、青森県、タイにあり。
          非上場の企業ですが、ブログもなかなか技術的に興味深いです。
          (営業用でしょうが、結構、社長の趣味が入っている?)

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