おすすめはしませんが、楽しめました IPO初値買いの短期売買

今日のIPO、レオスキャピタルワークスは初値が予想よりも高く、反面、その後の値動きは勢いがありませんでした・・・。

どんどん下落というほどではなく公開価格より上は保った形でしたが、初日のところでは初値からの上昇幅は15円しかありませんでした。

今日はたまたまジャストこの15円の値幅を取っての売買ができました。例年、ほぼ初値天井に近い銘柄でも、細かく利益が出るような売買のケースはありますが、ちょうどその日の高値で約定というケースはまれです。

この場合、株価は指値に届いていても約定しているかどうかはわかりません。成行の注文が多くあったりするとそれが優先され、その分しか買いがなければそちらが先に約定して、こちらの指値は取り残されることがあります。

なので、今日はまず全板を見ていてスルスルと上昇していく売り買いの合致点を見ながら売買注文をどうするか思案。この時点では売買株数は変更せず、勢いはあると見て売りの値幅を10円から15円に変更しました。これを20円にしていたら約定せずに被弾だったということになります。

で、気配の更新が10分から3分になり、寄るか・・・というあたりを注目。予想より高い初値で、株価はやや弱含み、売りに押されがち・・。今回の損失見込みは3万程度までと決めていたので、その水準まで下落するかどうか注視。と思ううちに、若干は初値から上昇して指値の15円値幅までは到達。

どうなの、約定したの?と確認してみると、約定していてやれやれ・・・。

初値がつく直前から初値後の値動きのあたりは、競馬のゴール前にも似た(競馬とかしないのでわからないですが)ちょっとした意識の沸騰感があり、このあたりの博打感覚というのは楽しいです。

事前に銘柄についてあれこれ考えたり需給状況について確認したりしますし、当日は全板の状況も見て参戦するかどうかの判断をします。そうしたことをしても、実際の値動きがどうなるかは読み切れるものでもなく、このIPOの初値買いからの極めて短時間の売買は、いわば勝率の高い丁半博打のようなもので、これはこれとしての面白さはあります。

ただ、一般的な売買とは言いがたく、中長期の資産形成のための運用とはかけ離れたものです。損切りを厳格に行えば、通常はそんなに大きな損失になることはなく、細かい値幅での売買であれば勝率は高くなるので、全体としてそこそこの利益につながりやすいし楽しめる売買ではありますが、誰にでもおすすめできるものではありません。

また、慣れていないとつい損失が拡大していくのをそのまま見過ごしてしまい、それまでの利益を吐き出してしまうことがあります。結果論的には、この下落をやり過ぎすことでその後の株価の上昇で利益になることもあるのですが、根拠なくそこに期待するのではなく事前に決めた水準に達したら厳格に損切りでの損失確定を黙々と行っておくことが全体として利益を確保すめための肝の部分かと思います。

おすすめはしませんが、楽しめました IPO初値買いの短期売買” に対して2件のコメントがあります。

  1. 桃ひろ より:

    う~ん、自分もずっと見ていましたが、1730円の後にいきなり1745円になったのではなく、一旦1738円とかだったかな?を付けた後に、一旦崩れて、その後、1745円の高値を一瞬更新した値動きだったと思います。
    これで良く取れましたね。ミラクルですねぇ。
    自分は500株10円で出していましたが、1690円を更新した段階でキャンセルしました。
    その後も値動きを見ていましたが、意外と頑張ったという感じです。

    唯、今日は上がるかな~と思ってましたが、残念な寄り付で始まっていますね。
    昨日の頑張りは何なんだったのかな?

  2. 伏見の 光 より:

    そうですね。一回ちょっと下落してから一瞬+15円まででした。
    500株10円値幅の注文が出ていたら、こちらの方は約定しなかったかもしれません(^_^;。

    まあ、こういうのは「たまたま」で、証券会社のサイトで約定を確認して「やれやれー」というところまで、指値までいった、約定していたという「一粒で二度おいしい」状態でした。

桃ひろ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です