ソフトバンク社債 三井住友トラストグループ社債 リスクとその性格を理解して
ソフトバンク社債、利回りは年4.75%で期間7年という条件ですね。これは金利上昇下でも国内の社債のリターンとしてはやはり高いです。が、なぜ高いのかな。
そのまま7年定期のつもで放置しておけば税金は引かれますが利金は自動的に入金になりますし、償還になれば元本も戻ります。
手間もかかりませんし、この条件に納得するなら、投資対象とするのは別に悪くもないという判断もありえます。
但し
「社債を評価する上で重要なのは企業の信用力だ。一般企業の場合、利払いや元本償還の原資となる継続的なキャッシュ創出力が源泉になる。
投資会社であるSBGの位置付けは異なる。保有資産の売却や子会社の配当などを通して得る資金が返済原資となり、信用力は保有資産の価値に左右される。」(日経記事引用)
また
「債券格付けは日本格付研究所(JCR)から「シングルA」を取得する予定だ。半面、SBGの発行体格付けは、S&Pグローバル・レーティング・ジャパンが「ダブルBプラス」としている。「投機的等級」とされる位置づけだ。今回のSBG債は残存期間が7年程度の国債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)が2%を超えたようだ。」(日経記事引用)
という
・他社の社債とは異なるここの社債の性格を理解しておくこと。
当然、可能性は低くてもデフォルトリスクを負うということになります。
・途中売却の場合は不利な価格でしか売却できず損失が生じる可能性があること
一方、三井住友トラストグループ株式会社第25回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約及び実質破綻時債務免除特約付)
というのもあります。

期間10年で利率は2.902%。ソフトバンクと比較すれば見劣りします。が、ここは5年で期限前償還になる可能性が高い債券でしょう。
これだと10年変動個人向け国債との比較になってくるでしょうか。個人向け国債の場合は1年たてば直近利金放棄で元本が戻る売却はいつでも可能で、実質、元本割れリスクがないです。NISAで利金非課税という検討もされているようですね。
というようなことで、単に利金の水準だけでなく、期間、流動性等を総合的に判断して投資対象は決めたいものです。
個人的には楽しみも含めて社債ではなく優待クロスで現金を回す形をまだ継続しますが。

