インターネット懸賞必勝講座


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第4回 数で勝負か、丁寧に応募するか?

 さて、ここまでの3回で述べてきたことを簡単にまとめてみます。
まず、

・「ネット懸賞で勝つ」ことを「応募コスト以上のものを賞品や賞金等で毎月必ずまかなうこと」と定めました。
これが正しいということではなくて、「ここではこのようにしました」という意味です。

次に、ここで述べていく内容を

・「懸賞応募を中心にしながらインターネットを活用して、なるべく短い時間で、どれだけ毎月確実に収支をプラスにできるか」について考えていくこととしました。

そして、私自身のここ数年の応募の記録から

・ネット懸賞の当選確率は全体としては低下傾向である。

ことを示しました。
 もし抽選物を中心として毎月100以上など相当数の応募をしていて、コンスタントに応募総数比の当選確率が5%を超えているとしたら、これは現在ではかなり高い確率と考えていいと私は思います。

応募コストについては、もし個人負担のコストなしでネットを支障なく利用できる環境にあるならば積極的にそれらを利用しつつ、個人としては

現在の自分の利用状況を勘案してプロバイダのコースや電話のサービスを選択すると同時に、中長期的にはブロードバンドの定額サービス利用の検討をした方がよい。

といったことを述べました。

 さて、上記の事から考えると、もうネット懸賞で勝つ基本の法則は論理的に定まってきます。
つまりは、数で勝負するか、丁寧に応募するかということです。これはどちらか二者択一ということではなくて、バランスをとりながら両方狙うというのが、まあ一般的、というか、私自身はそのように心がけています。

 つまり、全体としての当選確率が低下している中で一定の当選数を確保しようとすれば、これは応募数そのものを増加させて確率の低下を補うしかないということがまず言えます。ネット接続コストが定額であるとすれば(私は2001.5現在ではフレッツISDN利用)、応募すればするほど一回の応募にかかるコストは低下することになります。事実、私自身の場合、入力補助ソフトの利用(後述します)などにより、ここ1年ぐらいはそれ以前と比較して応募総数は急増と言っていい増え方をしており、それにより全体としての当選確率は低下しても一定の当選数が確保できています。とにかくなるべく短時間で多くの応募をこなしていく、これが基本かと思います。

 一方、全体としての当選確率が低下しているからこそ、なるべく当たりやすいものに応募するという点も重要になってきます。どういうものが当たりやすいかといえば、これは応募数が少なくて当選数が多いものです。まあ、そんなに都合のよい懸賞、しかも賞品の内容がいい懸賞などそんなにありません。誰でもが欲しいような豪華賞品であれば応募数は多くなるのが普通です。
 ところが、いくら賞品が豪華であっても応募のためのハードルが高ければ応募数はそんなに多くはなりません。例えば、これはもう完全に公募のジャンルになりますが、特定のテーマについて原稿用紙100枚の論文を書くことが応募の必要条件であったとしたらどうでしょうか。いくら賞品が豪華であっても、この応募数は非常に少なくなるでしょう。これはちょっと極端な話かもしれませんが、ちょっとした投稿やアイディアなどであっても自分で文章などを考えて書かなければいけないような、しかもその内容そのものが問われるような公募的な意味の強い懸賞の場合は、ただ一般的な必要事項や簡単なクイズに解答して応募すればよい懸賞と比較すれば応募数は非常に少なくなると考えられます。それゆえ、ある程度内容がまともであれば当選確率は高まるということが一般論としては言えます。
 また、応募そのものは簡単であったとしても、その情報を多くの人が見ていない、あまり知られていない、いわば「穴場」懸賞であったとしたらどうでしょうか。これは確率は高くなりますね。

ということで
・応募数を短時間でなるべく増やす。
・当たりやすい懸賞に応募する。


この2つは非常に大切な条件、法則ということになります。うーん、当たり前!(^_^;)。しかし、非常に重要。
(ここまで 01/05/20に書きました。まだ第4回は途中です)

第5回 リスクを覚悟せよ!

 第四回で述べた事を具体的に整理すれば一定のノウハウになるでしょうし、それについては今後、なるべく詳しく述べていくつもりですが、その前にここで大切な事を述べておきます。

 それは懸賞応募にまつわるリスクです。「リスク」とは何かという事から考えなければいけませんが、懸賞に応募するということは、それ相応のリスクを背負うということなのです。このことを十分に自覚しておく必要があります。

 懸賞に応募すめためには個人データを提供しなければいけません。最近はメールアドレスのみで応募でき、当選が決まってから氏名や住所などを連絡するという形の懸賞も一部にありますが、これでも当選した場合は個人データの提供が必要です。そうじゃないと賞品が届きませんからね。当たり前ですが(^_^;)。

 個人情報は、住所、氏名、性別、年齢、職業、電話、メールアドレスなどが通常の応募で必要な内容ですが、これよりも広げて、既婚・未婚、年収、家族構成、興味・関心のある分野などを記入しなければいけない場合もあります。
 つまり、懸賞に応募するとは、自分の個人情報を自ら提供する行為をその本質としているわけです。

 さて、懸賞の主催者は様々な意図を持って懸賞を実施しています。この意図を見抜くことは懸賞応募の上でのノウハウの一つとなりうるでしょうが、応募した個人データは当然のことながら主催者側の様々な営業活動に利用される可能性があります。
 応募時によく見ると「営業活動等には使用しません」という断り書きがある場合もあります。多くのサイトではこうした断りがある場合はそのとおりにしているでしょうが、これとて全面的に信頼できるということはありません。

 営業活動は多くは電子メール、郵便等によるダイレクトメール、営業電話などで行われます。こうした事はそれなりに覚悟をしておかなければなりません。まあ、さして気にならないという人はそれでいいですが。

 また、例え懸賞を実施している主催者側が個人情報の扱いについて一定の節度を持っていたとしても、もしそのデータが蓄積されているサーバーに第三者が不正に侵入し、個人データを盗用したような場合は、そのデータはどのように使われるかはわかったものではありません。私自身、この不正侵入によってネット上に個人データを公開されたという経験があります(それ以上の直接的な被害はありませんでしたけれど)。また、不正な形でなくても、サイトの運営者側の不注意によって、データが公開されてしまっているような事も時々あるようです。

 葉書などの応募と違い、ネットでの応募はデータはデジタル化されているわけですから、二次利用はしやすい、されやすいと考えた方がよいでしょう。

 つまり、懸賞に応募するとは、上記のようなリスクを背負う、覚悟するということなのです。
 無論、「なんかおかしいなぁ?」と思うようなところでは応募しないなど、それなりの防衛、自衛策は可能でしょうが、根本的なところでこのリスクを避ける方法は、応募を続ける限りはありません。

 また、自分のおかれている社会的な状況によってリスクの内容は異なってきます。例えば、40代の既婚のおっさんで別に営業活動とかは大して気にもならないという人(私のこと(^_^;))と独身の一人暮らしの女性の場合ではリスクのあり方が違ってきます。「出会い」系サイト、アダルト系サイトなどに勝手に電話番号などを含む個人情報を掲示されて困ったことになるような事例はわりとあるようです。

 懸賞で何か当たるとかいう以前に、えらく不愉快、不愉快とかですまない実害を伴うようなことまでになってしまうことも、大げさではなく、少しは想定しておく、頭のすみにおいておく必要があります。

 それがどうしても嫌ならば、懸賞応募はやめることです。

 具体的なノウハウとかよりも、ここに書いたことは重要な点かもしれません。ま、ちょっとは考えておいてほしいです。

01/06/03


第6回 応募時間を短縮すめために アイバー2000の活用

 応募はできればなるべく短時間ですませたいものです。一回の応募が短時間で可能であれば、その分、時間あたりで応募できる数が増加することになりますから。つまり、時間あたりでのパフォーマンスが向上するということです。

 私自身の応募・当選データを見ても、最近は全体としての当選確率の低下を応募数の増加で補い、それによって当選数を確保しているというところが大きいです。この応募時間の短縮のために有効なのが、入力補助ソフトです。

 色々なのがあるのかもしれませんが、私が利用しているのはaiBAR2000(アイバー2000)です。このソフトはフリーソフトで以下のサイトからダウンロードをすることができ、無料で使用することができます。「とくとくページ」でもよく紹介されていますし、最近は雑誌などでも紹介されていることがありますので雑誌添付のCD−ROMに入っていることもあります。

 使い方は実際にダウンロードしてマニュアルを見てもらえばいいのですが、つまりは何ができるかというと、応募の際に記入が必要な基本事項を一々手入力することなく、クリック一発ですべて記入することができるというものです。まず、住所、氏名、年齢、職業、電話、メールアドレスなどの個人の基本情報を登録します。一人たけでなく、家族や親戚、知人など複数応募する時に利用する人の分も登録することができますから、これらも登録しておくといいでしょう。
 
 そして、このソフトを起動した状態で応募ページを開き、登録した人の名前のアイコンをクリックすると、記入が必要な部分に一度に記入ができるようになっています。家族分の応募などがしたい時は一度応募をしたあとでブラウザの「戻る」を使って記入するページに戻り、違う登録名のアイコンをクリックすればOKです。書くとごちゃごちゃしてしまいますが、実際の操作は非常に簡単です。

 注意が必要なことは、どの応募ページでもすべての項目について正確に必ず記入できるのではないということです。空欄のままになってしまうこともありますし、誤って入力になることもあります。その場合は手入力での訂正が必要になります。それにしても、一々、すべて自分で手入力するよりはずっと短時間での入力が可能になります。

 ただ、時々失敗するのはBBSなど実名等が入力されては困る場合も自動的に実名等が入力されてしまうことがあることで、何度が失敗したことがありますけれど・・・・。

 もうひとつ、このソフトを起動した状態で次々と新しいウィンドウを開いていくと、そのうち、パソコンがフリーズ・・・。全然動かなくなってしまいます。このあたりはCPUとかメモリーとかパソコンの能力によるのでしょうけど。

 このソフトは頻回に細かなバージョンアップを繰り返しており、サイトでユーザー登録をしておくとバージョンアップ情報を知らせてくれます。ぜひ活用してほしいですね。

サイトは下記。
http://www.mars.sphere.ne.jp/aibar/control00/index.htm

01/07/08