インターネット懸賞必勝講座


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第9回 懸賞情報サイトの比較3
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 最近のインターネット関係の雑誌や本などで懸賞関係のサイトとして、ほとんど必ずと言ってもよいぐらい紹介されているのがここです。

 いわば、現状での「懸賞サイトのスタンダード」と言ってよいでしょう。
 一般的な最近の懸賞情報サイトが備えている内容、つまり新着情報、賞品別の分類、締め切り別の分類、応募内容や方法とかその難易度の提示、メールマガジンの発行などは全て備わっています。
 情報量そのものも、数としては多く、全体として、確かに「スタンダード」と言える中味であり、私自身チェックし利用しているサイトです。

 このサイトの特徴は、懸賞情報そのものをビジネスとして活用したという点が挙げられます。他の、単に情報を掲載しバナー広告を貼るという形でなく、サイト自身がクライアントと共同しての企画を継続的に実施しています。
 賞品はなかなか豪華なものが多く、応募はメールアドレス程度で簡単に可能なものが多くなっています。つまり、懸賞によりユーザーをサイトに誘導し、そこから会員登録、商品購入などのビジネスにつなげていこうというものです。サイト側はこの企画の実施によってクライアントから収入を得ることができるというわけです。ジョイント企画として示されているものがこれあたります。これらは大抵、新着情報の最初に載っています。

 著名なサイトで豪華懸賞を実施すれば、しかもそれが簡単応募であれば、相当数の応募者があると思われます。しかしながら、その大多数はただ単に賞品に惹かれただけのことであり、その先にあるサイトの内容や商品の購入というところに簡単につながっていくとは考えられません。このあたりはビジネスモデルとしてはさらにもう一歩すすんだ検討が必要となるでしょう。

 さて、こうしたことを応募者の視点から考えればどういうことになるでしょうか。別にこのジョイント企画に限ったことではないですが、懸賞の実施には当然主催者側になんらかの意図があります。それは、調査そのもの、アンケート収集そのものが目的であったり、商品の購入に直接的につなげようとするものであったり、新製品などの認知度を高めようとするものであったり色々ですが、ただ単純に応募するのではない、なんらかの工夫が可能な場合は、この主催者側の意図というのを勘案することは、視点としては重要になってくると思われます。

 もう一点、これは既にあちこちで述べていますが、著名なサイトに掲載される情報は非常に多くの人が見るわけで、そのため必然的に応募数も多くなることになります。つまり、一般的な傾向として、こうしたサイトに掲載されている懸賞は当たりにくい(当たらないということとは全く違います)ということは言えそうです。逆に言えば、そうではない情報をもとにした応募が、確率的には有効であると考えてよいでしょう。
 この分野の黎明期から草創期(って、そんなたいそーなもんかーい)の代表サイトは前に紹介した「とくとくページ」でした。そして、インターネットの使用がかなり一般化しブロードバンド時代の入り口にある現在、つまりは発展期における現状での代表サイトがこのサイトです。
 ただ、現状にとどまっていたのではさらなる発展はありません。ビジネス面での展開も含めて今後どんな工夫をしてくるのかを注目しています。  

01/08/15