IRセミナー 2924イフジ産業 食品の中間原料である液卵専業 その強みと課題とは?(1)
今日は大阪、北浜の取引所ビル内での日本証券アナリスト協会のIRセミナーに参加。
14:40開始だったので、その前にまた5階の見学スペースへ。

上でもらった紙についているQRコードを一階のクリスマスツリーの前にあるガチャガチャにかざすと一回回すことができます。これ、前回もしましたが、今回は違う種類の缶バッヂが出ました。「かば子」は大阪取引所が注力している個人も利用できるデリバティブ系のカバードコールのキャラクターですね。

それはいいとしてIRセミナーの企業はイフジ産業と新田ゼラチンの2社でした。偶然でしょうが、この2社は似通っているところがあります。動物由来の原材料から食品の中間原料となる製品をつくつて販売しているというところです。
まずは2924イフジ産業から。ここは以前にも話を聞いたことがあるところです。スタンダード上場で株式時価総額は170億程度。今年になって株価は上昇し高値は2,500円ちょっとまでありましたが、今はちょっと調整で2,000円ちょっとぐらいです。PERは9倍程度で配当利回りは3%強。バリュー系かなという数値になっています。
本社は福岡県の会社ですが、事業は全国に展開しています。「液卵」専業という点に独自性があり、今後も急激ではないけれど着実に一定の成長は見込めそうに思います。
「液卵」というのは鶏卵、卵そのものではなくて、これを割ってその中味を液状にしたものです。これを顧客の要望に即して様々な形で日々出荷しています。京都府の井手町にも大きな工場があるそうです。国道24号の近くということだから、木津川の堤防の下のあたりでしょうか。JR奈良線の玉水駅の近く、玉水橋のところですね。
液卵についてはこちらに詳しい説明があります。パンとかお菓子、マヨネーズ、冷凍食品、もちろん卵焼きなど様々な食品に使われています。
この液卵の業界のトップはマヨネーズ界の巨人(とは言わないか・・)、キユーピーです。キユーピーはわずかの株数ですが、長期保有しています。液卵はもちろん自社のマヨネーズに使いますし、液卵そのものの製品もあります。
それに続くのがイフジ産業でシェアは15%程度です。ここ10年の間でこのシェアは10.7%から15.3%に拡大しています。これ、着実に拡大はしているのですが、まず液卵市場(推定年間42.5万トン程度)がそんなに急激に伸びるようなマーケットではありません。人口が急増したり、やたらとパンやお菓子をいっぱい食べるようになったりすれば液卵市場も急拡大するかもしれませんが、そんなことはちょっと想定しにくい。となると全体の市場そのものがそんなに大きく伸びないわけですから、企業としても急成長というのはちょっと考えにくいということになります。
つづく。

