富士山周辺の旅(3)忍野八海へ
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富士山周辺の旅(3)忍野八海へ
道の駅すばしりへ
初日と二日目は、かつての職場の先輩のお宅に泊めていただきました。
富士山の南側山麓の別荘地で標高は900メートルぐらいあります。こうした場所は日中はそれなりに気温が高くなっても、朝夕は涼しくて快適です。
そもそも、京都の異常な暑さを経験していると、それがスタンダードになりますので、だいたいどこへ行ってもそれなりにはましで、地元の人が「暑い、暑い」を連発しているような状況でも、自分自身は「まあ、普通というか、そんなにすごく暑くもないですが」という程度だったりすることが時々あります。
さて、翌日、好天です。まずは富士山登山組を道の駅すばしりまで送ります。
その途中、コンビニから見た富士山。きれいに見えていました。だいたい、午前の比較的早い時間はスッキリ見えていて、昼前あたりからは周囲はいい天気でも富士山には雲がかかってくることが多いようです。夜は好天であれば夜間に登山する人のライトや山小屋の明かりが見えます。
忍野八海へ
道の駅すばしりで登山組をおろして、私はもうひとりの「非登山」組の以前の職場の先輩と一緒に忍野八海に向かいます。
なお、夏期の富士山は自家用車では五合目へ向かうことはできません。マイカー規制で、路線バスなどを利用することになります。
忍野八海(おしのはっかい)というのは、山梨県の忍野村にある湧泉群です。約20年程度かかって水が溶岩の間をとおって湧き出してくるとか。名水百選にも指定されています。また「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産にも登録されています。
私は初めての訪問になります。
大小、8つの湧水池がありますが、それぞれこうした案内板があります。今回、7つは見ることができました。
澄んだ水が美しく、波紋が広がる様子もよいです。鱒や鯉などがたくさん泳いでいます。
池によって水の色が違って見えます。水は陣馬の滝ほどではないですが、冷たく心地よいです。
売店を通らないとこの場所に行けないような設定になっています^^;。
この場所は有料、300円です。民家が移築されており、それを見るだけでも値打ちあり。これは建物の上の展望台から見たところです。
虹鱒でしょうか。同じ池でも鯉がいっぱいいるところと鱒がいっぱいいるところがあります。
移築された民家。かなり大きな家です。
なにか「犬神家の一族」を連想してしまいました。
屋根部分。
二階の蚕の棚です。
小さい池もあります。
この池は雲がかかっていなければ富士山がきれいにうつるそうです。
つづく。