「百花」
本日、MOVIXで見てきました。
認知症の母(原田美枝子)と向き合う息子(菅田将暉)のお話。
なんだろうね、お話としてハッピーエンドでもなんでもないです。
それだけにリアリティというか、それぞれの人にもその人なりの家族や近しい人と向き合わなければならない時間があるんだろうなということを思わされます。
それは、そんなにきれいにまとまった「美談」にはならない場合の方が多いんでしょう。なんだろう、愛憎相まみえるみたいなことで。そしてそれは避けきれない。避けたように見えても、心の中には節としてずっと残っていたりする・・・。だから、この映画にリアリティ感がある。
原田美枝子さんはもちろんいいのだけれど、菅田将暉君はこういう役ははまるというか上手だなと思います。