IRセミナー 5933アルインコ 堅実、割安、特に新規性なし
IRセミナー 5933アルインコ 堅実、割安、特に新規性なし
昨日のIRセミナーの一社。
建築用の足場の製造販売やレンタル。健康機器とか住宅関係の機器、トランシーバーなども。
PER9倍で、配当利回りは4%を超え、500株からは商品券の優待もあります。まあ、一般的に割安感はあるようには思いますが、逆に言えばその程度の評価ということ。
一定の堅実さはあるものの、目先の成長性は高いとも言い難い。今後、アジアへの展開などがうまくいけば成長のエンジンとなる可能性もあるでしょうか。
ここは2012年以降は全体としての売上や利益は相応に堅調に推移しています。逆にそれ以前のところでは負債も多く、非常に厳しい状況だった時もあります。
なので、2014年までは投資を抑制し、負債を削減していっていました。そこから積極策に転じています。
アルバトロスという足場の新製品があり、これは製品しては多少は重いが丈夫で、「コンクリートも支えられる」と言われていました。
この「コンクリートを支える」という意味がわからんかったよ^^;。
と同時に、企業としての安定した力が重要だと言われていたのが印象的でした。
ゴーイングコンサーン【going concern】。
いくら足場そのものがよいものであっても、信用状況に疑問が持たれるようになっては製品は買ってもらえない。
建築現場の足場は、他社のものに簡単に入れ替えたりするわけにはいかない。その状況下で、供給やメンテが止まってしまえばどうか・・・・。
まあ、厳しい時期を超えてきたからこそ、実感をもって語れるところかと思います。
全体の下落に合わせてスコーン!と下落するようなところがあったら買ってみてもいいかもしれません。あるいは、100株ずつ細かく売買するとか。
うーん、であれば、他にあれこれ候補があるか・・・。