京博寄託の名宝 京都国立博物館

京博寄託の名宝 京都国立博物館

土曜日に行った京都国立博物館です。ここは子どもの頃からよく行っていた場所です。

これは特別展ではなくて、京都国立博物館に寄託されているものを展示する特別企画です。そのため、料金も通常の観覧料の520円です。で、JAFの割引があって410円になりました。

しかし、特別展ではなく特別企画といっても、出されているものは国宝、重文クラスが目白押しで、その中でも、下の画像にある「伝源頼朝像」とか俵屋宗達の「風神雷神図屏風」なんていうのは、教科書に出てくる、まあ「ベタ中のベタ」でして、レプリカではない本物のこれが、しかも目前で、そんなに混雑もしていない中で見られるというのは、まあ、お値打ちではありました。

旧館です。こちらで特別展が実施されることもありますが、今回は正面の新館での展示です。常設展示がある方です。

空が秋っぽいですね。暑かったですが、湿度はそれほどでもなく、不快感はましでした。

下の説明板は方広寺について書かれています。京都国立博物館は秀吉が大仏を建立した広大な当時の方広寺の跡地につくられていて、遺跡も出土している場所です。

方広寺は、寺域は狭いですが今もあって、有名な方広寺鐘銘事件の鐘がそのままあったりします。

これはレプリカです。といっても、キヤノンなども協力して作成された非常に精密な、実物と違わないようなものです。こちらは俵屋宗達。

こちらは尾形光琳です。尾形光琳のは俵屋宗達の習作ということになります。雷神もいいですが、やはり表情も含めて右の風神がいいですね。

ということで、考古から近世の絵画まで、素晴らしい作品の数々をわりとゆっくり見せてもらうことができました。

なかなかよかったね、これは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です