7192日本モーゲージサービス 決算堅調 株価上昇

PFは回復傾向継続

今日は日本株PFが+90万、REITが+20万と指数を上回る上昇でした。これは個人PFの上昇幅としては今年3番めの大きさになります。先週末は指数に及びませんでしたが、全体として日本株は昨年末からのマイナス幅が-10%よりもましな1桁の水準にまで回復しました。

実態経済は先行きが見えにくいのにこの株価の状況というのはちょっとわかりづらいですが・・・。まあ、株価の動きはいつだって目先的にはわかりにくいですけど。

全体として下記の状況で、水準は2月末から3月上旬あたりのところまで戻っています。下記のグラフはIPOなどの短期売買は含めていますが、配当・分配金、優待等のインカムゲインは含めていません。これらを含めればマイナスはさらに小さくはなります。まあ、昨年末からは普通に「ちょっと大きめに下落しましたね」というレベルにはなってきました。だいたい個人投資家の方でPF運用されている方は同様の傾向ではないでしょうか。

 

7192日本モーゲージサービス

そんな中、決算発表の7192日本モーゲージサービスが堅調な株価となっています。

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ヤフーファイナンスでは「固定金利住宅ローン「フラット35」貸付が主力。子会社で住宅瑕疵保険、経営支援サービス提供」と書かれています。

今どき、この超低金利化、住宅ローンで儲かるのかい?。一見、そのように思えますが、実は金利はあまり関係ないのです。

資料を見るとわかりますが、ここの事業は直接個人などに住宅ローンを提供することそのものというよりも、ハウスメーカーや工務店や不動産会社などで、こうしたところを通じて住宅ローンを提供し、その収益源は金利ではなくて融資手数料です。上記決算資料の14ページ参照。

で、それだけではなくて、住宅瑕疵保険やクラウドによる工務店等の経営支援ソフトの提供などもしています。ソフトの提供は減価償却期間も終了して、これ自体は無料で提供されているそうですが、これは住宅瑕疵保険の販売等につながるということのようです。このあたりのことは去年、大阪でのIRセミナーで直接お聞きしました。

 

堅調な決算、暫定ながら来季予想も、太っ腹な株主優待

決算の数字そのものは会社予想、コンセンサスもやや上回り堅調なものでした。暫定的なものながら、現時点で来季予想を示しているのも、まあ、好感できます。

個人投資家としては、100株で長期優遇も含めて、太っ腹な株主優待が設定されています。配当も含めたインカムゲインと事業内容の相応の堅実さから、100株だけですが、とりあえず保有は継続しておきましょう。

別件、エランのIRさんに質問してみたらすぐに返答があったので、そのこともまた書きます。

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