3804システム　ディ
京都本社企業の一つで特定業種特化のソフトを開発販売。スタンダード上場で、株式時価総額は90億程度。それぞれのソフトはシェアは高く業績も堅調。但し、伸び率はさほど大きいとは言えず、株価は狭いレンジでの動き。

ここの評価点はストック化とクラウドによる効率化。顧客に販売したソフトウェアは、売ったら終わりではなく、サポート契約によるストック化で収益に貢献。
その比率が増えています。ストック化という意味ではある意味、学生マンションの管理・運営に通じるところもあり。

あと、ソフトウェアはクラウドで提供。これは一々個別にソフトウェアを提供する場合と比較すればコストは低くなり、収益、利益率の向上に貢献します。

基本、このあたりのスタイルは一定定着した感があります。

特に批判的にツッコむようなところもないのですが、

・目先ここ1－2年の成長のエンジン　教育関係、義務教育や高等学校の分野はなお有望のように思える。

・中長期的な成長への展望　これまでなかった取り組み

・外国人投資家のコンタクト（←筆頭株主が外国人投資家になってます）

・戦略的株主優待の活用、出来高が少なく、ごくわずかしか売買が成立しない日もあるので流動性を向上してほしい。

といったところでしょうか。

ここはＩＲに問い合わせしたりすると社長自ら迅速にレスしてくれたりするので好印象です。また株主総会後に会社説明会を実施してくれるのもよいです。