7794イーディーピー 第三四半期決算にむけての注目点(1)株式分割

7794イーディーピーは2/10に第三四半期決算が予定されています。金曜日の引け後の発表ですから、それを受けての株価は、PTSは金曜の引け後もありますが、翌週の13日ということになります。

これまでのチャート。黄緑色の部分で窓を開けて大きく上昇しているところが2回あります。これはいずれも大幅な業績の上方修正によるものです。

さて、今回もこの再現がなるかどうかというところですが、それ以前に注目点が2つあります。

一つは株式分割。株式分割については、第三四半期の決算発表以前にこの3月末での株式分割の発表があると思っていましたが、ここまでないということは決算発表と同時に発表という公算が大きくなったかと思います。これについては日興のWebIRのライブで質問に答える形で今年度実施を社長が明言していました。そのため、分割があることそのものは個人的には既定路線です。

ただ、なぜだか、このライブ配信の画像は再アップがされません。他の企業についてはほとんどアップがされているのですが・・・。分割等、まだ確定していないことについて時期まで含めて明言したような回答をしているところが適当でないと判断して、その後の公開を控えているのかとか勘ぐってしまいます。

なにせここは値がさ株で、株価の変動も大きく、100株買うのに240万以上も必要です。これは個人投資家には売買しにくいです。そのため私自身、指値は効かない、売買手数料は高いといったデメリットのある単元未満株での売買を併用するようにしています。

東証からは最低投資額50万未満という基準に沿った形となるように要請されていますし、さきほどのWerIRでの質問への回答の中で社長は「ご迷惑をおかけしています」というコメントをしていました。ここのところ、値がさ株の各社が分割実施を発表しています。今週は信越化学の発表がありましたし、その前のところではオリエンタルランドやファーストリティリングもありましたし、グロース系ではオキサイドもそうです。

では、ここの分割の比率はどうか。1:2とか1:3では、とても東証の示す50万には届きません。いきなりあまり無視するのもなんですので、1:5あたりが本命でしょうか。半端な比率はないと思うので、場合によっては1:10というのもありえるかと思います。

分割そのものは株式の価値という意味ではニュートラルです。が、その後に株価は大きく動く場合があります。かつては好感されて上昇する場合が多かった印象がありますが、ここのところは下落する銘柄もあります。既によく知られた代表的な銘柄の場合、必ずしもホジティブとは言えない場合もありますが、グロースで注目度はそれなりに高まってきているが売買しにくい株価のここは、分割によってそれなりの買い需要が発生すると思われます。無論、逆に少し売却しておこうということもありますが、買い需要が上回るのではないかと思います。

まず、2/10の決算発表での注目点はこの株式分割の発表とその比率ということになります。

 

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