CX60のPHEVに試乗
今日は軽のスペーシア(マツダOEMでフレアワゴンという名前)の6ヶ月点検でした。ディーラーで点検待ちの間、CX60のPHEVに試乗させてもらいました。
CX60の中でも最も上級のモデルになり、車両本体価格も600万円以上だったはずです。価格的にはもはや高級車です。
サイズとしてはCX5とCX8の中間ですが、これはFRベースの車ということ点が違います。
乗り込むと身長を設定するだけで自動でシートとハンドルの位置などを調整してくれる機能があります。ただ、これ、自動で調整されるポジジョンというのがちょっと窮屈ぎみなのです。また、人の顔を認証するようになっていて、その人が乗り込むだけでその人のシートとハンドルのポジジョンになるようです。まあ、「高級」っぽくはあります。
走ったのはいつも試乗する道ですが、ちっょと踏み込んで走るようなシチュエーションがありませんでした。
走り出しはモーター駆動で静かです。市街地ではEVモードでの走行が多く、車内は静かですが、ちょっとムーンというモーター関係の音が聞こえます。
基本的に車内の静粛性は高く、明るい茶色のシートもしっかりした感じで座り心地はよいですね。
ちょっとワインディングの道を走っても、まあそんなに高速走行ではなくふりまわすような運転でもなかったということがあるのですが、大きく車がロールするような揺れはほとんどなく安定しきっている感じです。ただ、ハドルシフトで2段シフトダウンしてもスッとエンジンブレーキで車速が落ちるような感じにはあまりなりませんでした。また、段差を超えるようなところもほとんどなかったので、よく言われるサスペンションのかたさというか突き上げ感のような物を感じる場面もありませんでした。
もちろん、上質でいい車ではあると思いますが、ちょっとこの車の本領は高速道路とかをしっかり走ってみないとわからないですね。
こちらはディーラーの店内にあったハイブリッドのCX30です。
こちら、五味さんの動画です。
なお、6月中旬にはCX30が点検の予定です。その時にはCX30のディーゼルモデルに乗せてもらいましょうか。
実際のところPHEVであることの積極的メリットというのを走っていて感じにくかったところもあります。今もCX30のディーゼルに乗っているので、60もディーゼルの方が自然に感じるかもしれません。