アリスとテレスのまぼろし工場
木曜日にMOVIXで見てきました。
禁じられた閉じ込められた世界の中で生きる人々。普通に変わり変化する人の心や行動、「生きる」というのはどういうことなのか、その哲学的命題を考えさせるような作品だから、タイトルが「アリスとテレス」なのかな・・・。「アリスとテレス」は登場人物の名前なのかと思ったら、主人公は普通の日本の中学生だつたりするので。
時間と場所が行ったり来たりし、かつ、登場人物の人間関係も一度見ただけでずすぐには全体像がとらえきれず、やや難解な印象が残る作品でしたが、空がひび割れていく状況など印象的な場面もたくさんあり、興味深く見ることができました。
これは、もう一度、丁寧に見直してみたいです。
映画の方、次は岩井俊二の「キリエのうた」そして、「沈黙の艦隊」、11月になると「ゴジラ」「首」と見たい邦画が続きます。