三井住友フィナンシャルグループ　第18回無担保社債　10年　1.758%　（実質破綻時免除特約及び劣後特約付）

ＳＢＩで今日から販売ということのようです。

格付け等は何ら問題はなく、利率も一時よりは少し上昇してきました。

これはどうなんだろう、以前の都市銀行の劣後債のように、自己資本組み入れの年限云々で早期償還が前提になっているものでしょうか。

にしても期間が長すぎ、かつ上昇したとはいえ税引き後1．4％のリターンは低すぎて全く投資の対象としては意識できません。この倍ぐらいの利率であれば組み入れてもいいかなというぐらいです。

あと、いつも言いますが、株式とかREITとか転換社債などとは違って、こうした社債は上場されてオープンな市場での売り買いができるわけではありません。途中売却は証券会社との相対取引では可能だと思いますが、その時のレートは証券会社側が提示すする不利な言い値で売るしかないわけです。こうした流動性の面での不利さも投資を躊躇させる要因になっています。

これなら優待クロスで資金を回しておく方がましです。