今年も毎年恒例 越前カニの旅(7)年縞博物館へ
道の駅えちぜんは福井県嶺北、三方五湖周辺は嶺南。昔の国名で言えば越前と若狭で、これは歴史も風土もかなり異なります。
越前海岸から三方五湖周辺へ行くのには、一度、鯖江か武生へ出てそこから北陸高速、若狭道というルートが時間的には早そうですが、今回は海岸沿いを南下して敦賀に入りそこからも一般道で三方五湖周辺まで行きました。天気はよく海はおだやかでした。海岸沿いの道路は天候が悪い時は通行止めになることもあるのですが。
途中、北前船の館といって北前船で大きな財をなした人の屋敷や洋館が博物館のようになっていねところもあるのですが、ここは以前に訪ねたのでスルー。
で、道の駅三方五湖に到着、ここの施設は小さく飲食施設もないです。湖に面しては水鳥など野鳥の観察施設があります。
で、年縞博物館へ。観光地の各所にこのポケモン風のキャラのボードあり。関連グッズが当たるキャンペーンもあったので応募。
最初に円形の部屋で案内の映像映写あり。
年縞は地層と似ていますが、湖の上に1年1年降り積もったものがすごく長い期間、地層のように縞になって残ったものです。
つまり、その期間の「年表」のようなもので火山噴火の火山灰などもちゃんと縞になって残っています。
非常に長い期間それが残っているということはそれだけ水の状態、湖底の状態が安定しているということになります。
これが実際の展示。ボーリングした層をうすくはぎとるようにして固め、展示しています。
鬼界カルデラの火山灰。年代も具体的にほぼ特定されているのがすごいです。
展示はまあこれがメインでこうしたものに興味がない人には「なにこれ?」状態でしょうが、多少でも地学などに興味がある人にはかなり面白いものかと思います。
私自身は二回目の訪問ですが、さらに若干理解が深まったように思います。
これは三方五湖のPAから。
こちらは賤ヶ岳SAのチャーシュー麺。うーん、そこそこ・・・。
ということで、米原駅で友人を降ろして帰途に。渋滞に出会うこともなく、無事自宅まで帰着しました。
このシリーズ、おしまい。