やはりろくな商品は売っていない 地方銀行の投信販売
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やはりろくな商品は売っていない 地方銀行の投信販売
D-roomの家賃等と借入金の返済は同じ口座で管理していますが、だいたい毎月5万程度は手元に残るような返済計画にしています。
そのため、この口座を放置しておくと無駄に現金がたまってきてしまうことになりますので、時々、通帳記帳も含めて現金を引き出して他の口座に移したりしています。
投信販売件数ランキング
で、銀行の窓口の横にあれこれの資料がおいてあったのを見ていましたが、その中にあったものがこれ。
毎月分配とバランスファンドが目立ちますね。とうなのかなー、これは・・・。「投資」という視点からは毎月分配という形は明らかに「損」です。そういうものが上位に来るというのは、販売姿勢に疑問があります。
投信を売るための分析診断 ほとんど意味はない
下記のような資料も。「見える化」って、なにか高度でありがたいようなイメージもありますが・・・・。実際は別に自分で考えれば十分にできるようなものでしかないです。こんなものを参考にするよりも、まずは自分自身の投資の目標、目的なりスタンスを明確にすることが重要かと思います。
結局、投信を販売するための資料
上記のペーパーの裏面がこれです。
上記の投信が販売件数上位に来ていますから、つまりは銀行としてはこれを売りたいし売っているということなんでしょう。
金融資産分析云々も、結局のところ、この販売につなげていくためのツールでしかないかと思います。
上記の投信の資料は販売手数料や信託報酬などのコストが当然かかり、販売手数料は3.3%も必要です。信託報酬も最高2.2%。解約手数料が必要なファンドもあるとか。これがすごく小さい字で書いてあります。
まあ、この超低金利下、売るだけでリスクは顧客に転化し、この手数料等が得られれば金融機関としてはおいしいでしょう。
バランスファンドについては、自分で各セクターのETFでも買った方が相対的によほどましかと思います。
ゆうちょの保険販売ではないですが、高齢者の方などに無理な販売をしていないか心配になりますね・・・。