来週の方針(2)IPO

来週の方針(2)IPO

今週は月曜に期待の7794イーディーピーの公開がありました。公開価格5,000円に対して初値が大方の予想以上の8,200円、その後も堅調な展開が続き、高値は1.2万超え、週末でも1万を維持しています。久しぶりに高騰するIPOの楽しさを実感できました。

既に書いているように、ここは当初のところでの当選後に各種資料を読みこなす中で、最初からPF組み入れを考えて売買しました。そのイメージがなければ、いつもどおり、初値より少し上のところで売却し、そこに細かいセカンダリー利益を追加する程度で終わっていたでしょう。
そういう方針での売買なら、別にそれはそれでいいわけですが、今回は様々な点で興味をひかれる銘柄だったため、通常の中長期投資のPF運用銘柄にしたということです。

ただ、当初の方針ではコストを下げる細かい売買をしつつ、複数単位の保有を考えていましたが、それはできていません。実際の株価の動き、それも株価が高騰した状況の中では、なかなか事前にイメージしたとおりにすすめることは難しいところがあります。ただ、当初考えていた本筋からまったくずれてしまったりしたということではないので、これはまあしょうがないところ、許容範囲かと思います。

他にも複数の銘柄の初値買いにも参加しました。しかし、これは利益数万以上を狙った、それなりに考えてのトレードではなく、株数×値幅が1万円にもならない、最初からすぐに損切りでの撤退も考えての、お楽しみ的売買にすぎません。9554AViCは1,000株5円値幅で5000円の利益でしたが、ほぼ初値天井の展開で、危うく損切りとなるところでした。

IPOマーケット全般を見ると、決して地合いが本格的に回復しているわけではないです。こちらの直近上場銘柄の状況のところを見ると、現在の株価が公募も初値も上回っている銘柄は少なく、公開価格割れの銘柄もあります。

ただ、全部がダメなわけではなく、よい・普通・悪いが銘柄によってはっきりと分かれるような形になっていると思われます。この形はセカンダリー参戦の時には悪くないかもしれません。自分なりに判断が生きることもあるかと思うので。

なお、日興のステージは、今月も信用のポジジョンを5000万程度つくってプラチナ維持です。この信用のコストを支払ってのステージ維持は必ずしもうまくいくとも限りません。プラチナステージでの申し込みを継続しても劇的に当選確率が高まるわけではないからです。

ですが、こちらに解説されているとおり、プラチナであればステージ別抽選では25票がもらえます。この制度開始以来、私自身はほぼゴールドかプラチナのステージは維持していると思いますが
それで毎年、ほぼ複数回の優遇当選があり、今回も含めて中には大きい利益につながる銘柄もあったため、コストに見合うリターンにはなっています。

但し、日興での申し込みは当選をキャンセルするとペナルティがあるため、私は赤字のバイオ創薬系など、好みではない銘柄の場合、ブックは回避しています。

7月はIPO銘柄が少ないですが、引き続き従来どおりのスタンスで対応していきます。

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