IRセミナー 4186東京応化工業 着実な業績の伸び 既に相応に高評価

先週、北浜で4186東京応化工業のIRセミナーがあったので参加してきました。ここは定期的に個人向けのIRセミナーを実施してくれています。

ここは半導体製造工程で使われるフォトレジストでは、製品によって比率が異なりますが全体として見れば、世界首位の企業です。露光で回路形成をする時に塗布する材料ということですね。

yahooファイナンス

昨年の同時期に3000円台だった株価は高値9000円台まで上昇し、現在は8000円台です。

フォトレジストには様々な種類があり、高機能のEUV、ArF、現在の稼ぎ頭となっているKrF、以前からあるI線、g線などです。ここからの伸び率では最先端のEUV、これはEXTRA ULTRA VIOLETの略だったかな、超紫外線、が顕著ですが、最先端分野は研究開発費も嵩むため、現在利益を稼ぐキャッシュカウはKrFの製品だそうです。

 

AI用半導体、データセンター等の需要が堅調に続くという前提でここの業績も堅調に推移する可能性が高いように思われます。

但し、株価は上昇しており、会社予想の数値でのPERは既に27倍と製造業としては高くなっています。中期的にはEUVのフォトレジストが予想以上にさらに大きく伸び利益も大幅に伸びるなどのことがあればここからさらなる株価の伸びもありそうですが、既に現時点で相応に高い評価となっているとの判断もできそうです。

なお、フォトレジストはこれまであったものが最先端のものに代替されるというより、半導体等の用途や種類などにより様々な方式が併存する形が継続するということでした。

当日配布の資料から。下記は売上構成比のグラフです。

資料の中でセグメント別の金額が示されているのはこれだけだったと思いますが、この売上の金額の表示がまとめすがでフォトレジスト、パッケージ材料、また現像液等、主力製品の売り上げがそれぞれどの程度の比率なのかわかりません。

さらにセグメント別の利益率、製品ごとの利益率なども不明なので、結局、現在、なにでどのように効率的に利益が出ているのかとかどこが課題なのかといったことが見えにくいです。

そこで事後の質問して回答してもらった内容をごちやごちゃと書き込んでいます。会社のIRページの資料ではこのあたりのことも記載されているものがありましたから、個人向けIRセミナーでも企業の現状が明確にわかるようにこのあたりの数字とか全体としての特徴などはあらかじめ資料として明示しておくのがよいでしょう。これは事後の声明してくれた方に直接お願いしておきました。

なお、ここに限らずIRセミナーの資料は売上高のみを示してセグメント別の利益等を明示していない場合が結構あります。

 

こちらの資料は生成AI用GPUの中でどの部分にどの製品が使われているかの説明です。この資料は勉強になりました。って、見ただけでよくわかっていないですが・・・。

結論的には東京応化工業は全体の株価が急落した時の買い候補の一つとしてウォッチはしておきます。ただ、当日質問もあつたのですが、株価が高く単元株での分割売買はしにくいです。1:2以上の比率での株式分割が望まれます。

また、株式としてはここに原材料を提供している大阪有機化学工業の方が妙味があるかもしれません。ここもウォッチしているところです。

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