3480ジェイ・エス・ビー(4)課題に対する方策

3480ジェイ・エス・ビー(4)課題に対する方策

ここについては既に旧のgooのBlogの方で同趣旨のことを書いています。ちょっと長いですが、とりあえず2回分のみ、末尾に再掲しておきます。

で、ここで書くことも下記の以前に書いたことと趣旨は同様です。

・知名度向上

ユニライフのサイトはこちらです。ちょっとごちゃごちゃしすぎという感じもありますが、まあ、にぎやかで情報量は豊富という印象はあります。

会社のサイトのIR情報も探せば動画での説明などの内容のものもあり、決算の説明資料なども掲載されています。

しかし、株式への投資という意味で「攻め」のIRの取り組みができているかというと疑問です。

例えば、ユニライフのサイトから、直接、親会社のサイトへのリンクは、どこかにあるかもしれませんが、少なくともわかりやすいところにあるとは言えません。

個人向けのIR説明会の取り組みも実施されていないことはありません。去年の7月には地元の京都の証券会社でIR説明会があり、私も参加させてもらいましたし。
しかし、その頻度は必ずしも多いとは言えません。どこまでこうしたことに人と時間をさけるかということもあると思いますが、IR説明会は、特定のイベントで、あるいは決まった時期に決まった証券会社でなど、定期的、継続的に積極的に取り組まれることが望ましいです。

まあ、こうしたことは地道に取り組むしかありません。が、株式投資と関わっては、株主優待を設定することは、知名度向上の宣伝効果という点ではかなり意味があると思います。ここは後述します。

・流動性向上

いきなり公募増資で株式数を増加させて流動性を向上させるというのも、増資する意味があるならそれはそれでそうした選択をすることもあると思いますが、ちょっと現実的ではないです。

今の出来高、流動性については会社側も当然課題があると認識しているでしょうから、ここは、まずは株式分割を実施するということでしょう。

そもそも、現在の4,000円程度ですと、100株は40万円です。10万-20万程度で1単元買える銘柄は非常に多くなっており、10万以下で買える銘柄も多い中、この40万というのは、個人投資家にとってはやや抵抗感がある金額です。ちょっと前の株価が高かった時は、東証の基準の50万円を超えていた時もありましたし。個人投資家には「1単位40万は売買のしにくさがある」という認識が会社側にありますかね。

現在の株価からだと、分割は1:3程度はされるといいかなと思います。別にもっと細かくてもいいと思いますが・・・。

合わせてここに株主優待を設定されると、相応にインパクトがあり、かつ、必ずそれなりの出来高増加につながると思います。優待内容はとりあえずは別に通常のクオカードのようなものでいいかと思います。1:3の分割という前提で、1単位1,000円のクオカードであれば、悪くもないです。

会社としては長期で安定的に株式を保有してほしいというところもあるでしょうから(以前に、IRからは、株価動向に与える影響、弊社ビジネスモデルの特性でもある長期的な視点に立った成長志向を共有頂ける投資家層の拡大につながるか、といった観点も含め、社内で検討を継続的に行っている、という趣旨の回答コメントをもらっています)長期保有には増額をする、株数に応じて額を増やすなとせのことがあってもいいでしょう。

最近は優待を長期保有のみに限定する場合もでてきています。会社として長期保有をしてほしいという意向が強いのであれば、数年経過後に、優待内容を長期株主のみに限定するように変更するというのもあります。

また、もうちょっと特色のある優待の設定というのもあると思います。株主、あるいは株主の子どもや孫などの親族が自社の物件の契約をした場合、なんらかの特典をつけるような形では。ハウスメーカーなどの場合は建築代金の値引きのような優待をしているところがありますね。例えば、保険をつけてあげるとか、なんらかのオプションみたいなものをつけるとか、形は色々考えられるかと思います。
そうしたものがあると、例えばユニライフのサイトでも、「当社親会社への投資をご検討ください。」みたいなことと、優待の内容の紹介みたいなコンテンツを付け加えたりすることもできそうです。

あるいは選択性として本社のある京都の特産品とか、地元の各大学にちなんだなにかとか、そうした独自性がある変わった優待が設定されると、あちこちのメディア等でも紹介される機会が多少なりとも増えるかもしれません。

分割や優待を実施したら、どれだけの流動性の増加や株主の増加が期待できるか、また、その宣伝効果というのはどれぐらいのものになるのか、そうした試算等の提案を主幹事証券はきっちりしたりしているのでしょうか。社内的にこうした検討はどういう方向性をもってどこまで進んでいるのでしょうか。

ここの内容はまた会社IRに聞いて再質問してみましょうか。それでなお対応が全然されない、優待はともかく、分割については特に、ということであれば、株主総会でも行ってガシガシと問い詰めてみましょうかね^^;。当然、これは投資対象としての期待が前提にあってということですよ。

・株主還元
株主還元については、配当性向20%の明示がされました。こことしてはとりあえず大きな前進です。下記の以前の記述の中で、配当は倍になってもいいという旨のことを書いていますが、それが実現したということにもなります。

ただ、なんで20%というように定めたのかという根拠や意味についてのコメントはないですね。
例えば毎日コムネットの配当性向は30%以上の水準になっています。こちら参照。

あとは上記の優待設定でしょうか。例えば100株クオカード1,000円のような優待があって、現在の証券会社の貸株金利3.0%が維持されるとすると、そこに現金配当を加えると、インカムゲイン的には相応に高い水準にまではなります。ただ、流動性が大きく向上すると貸株金利は下がるでしょう。しかし、それよりも株価上昇率の方が高くなると思います。

業績とともに、上記と関わるような会社側のアクションについて注目しておきます。

うん、やはり優待クロスとか、資金移動とかの細々とした対応をしているよりも、個別銘柄についてあれこれ考えてみる方が面白いですね。とりあえず、このシリーズはここまで。またIRに聞いてみて、なにか返ってきたらお知らせするかもしれません。

さて、午後から入院なので、そろそろ荷物の準備をしておきましょうか。また旧Bloghttps://blog.goo.ne.jp/fusiminohikaruの方に食事内容でもアップしておきます^^;。

以下、
以前のgooBlogの関連内容・・・・・・・・・・・・

3480ジェイ・エス・ビー 業績堅い 割安な理由は? 逆に・・・
2019-04-04 21:49:13 |

ここは200株保有で、IPO時に若干利益があったものの、買いコストは4250円程度の含み損銘柄です。

学生向け賃貸マンションの企画開発・仲介・運営管理。高齢者向けや外国人留学生向けにも進出ということなんですが、ちょっと考えると、なんじゃい、学生向けのマンションかい・・、で終わってしまいそうです。

人口が減少し、学生数も減る、ここからそんなに需要が増加するということもなく、成長性に乏しいのでは?。

一つは、だからここの有利さというのが際立つこともあるかと思います。

学生さん向けとはいえ、質の低い部屋というのは淘汰されていくかもしれません。

逆に、部屋そのものの質感や備品、インターネット環境、セキュリティなどが整備されたここの学生マンションというのは、選ばれやすいし、大学生協等との
つながりも以前から深く、入学当初に選ばれることは多そうです。

新規の物件も当然、これらのことに配慮した優れた物件になっていることと思います。それだけでなく、高齢者向け住宅にも進出しています。

今後、例えば、留学生だけでなく外国人労働者向けとか、医療従事者向けとか、いろんな切り口での賃貸住宅というのも考えられそうです。

で、株価は、今は4000円以下。19.10のEPSは428.5円。ですから、予想PERは10倍以下ということになります。配当は41円。うーん、配当性向が10%以下です。まあ、もうちょっと評価されてもいいと思うのですが、課題もあります。

一つは出来高がしょぼくて、流動性が低いのです。1日の出来高が数百株程度のこともあり、ちょっとした売り買いで数%程度株価が動くのはざらです。

早くに東証一部銘柄になってますが、新興市場のマイナー銘柄のようです。これではまとめた株数の投資対象とはなりにくく、売買もしずらいです。

機関投資家がはいってきにくいのであれば、個人投資家を意識した対応をもっとしっかりしてほしいと思います。まあ、頻回ではないですが、個人投資家向けのIR説明会なども実施してはいますが、さて、ジェイ・エス・ビーという社名を知っている人がどれぐらいあって、さらにここの事業内容まで理解している人がどれだけあるのか?。

また、一時よりも下落したとはいえ、1単元で40万弱という最低投資額も、ちょっと高いです。投資しやすい金額とはいえず、出来高が些少である一因でしょう。

ということで、ここは少なくとも1:2程度の株式分割を実施し、株主優待も設定して(以前に一回だけの記念優待はあった)、流動性の向上をはかってもらいたいところです。←IRに要望もしています。

また、新規物件やシステムへの投資はあるにせよ、配当性向が低すぎます。今の倍ぐらいは配当があってもよいかと思います。

逆に言えば、学生マンションというのは意外と参入障壁があるというか、ここの有利さというのは継続するように思いますし、そんなに高いとは言えなくても堅実な一定の成長というのは十分に期待できると思いますから、安いところを買ってのんびり放置して持っておくというのは悪くないかもしれません。

なお、ここも現在はSBIの貸株金利が高いです。3%になっていますから、低い配当はとりあえずこれで補完できます。

2019-01-09 19:55:33
3480ジェイ・エス・ビー 株式の流動性の課題認識等についての回答要旨等

会社のサイトから質問しておりましたが、回答が来ましたので要旨を紹介します。
最初に会社側コメント要旨、→以降は私のコメントです。

・株式の流動性については、さらなる向上を課題として認識している。
→ここは公開後、早期に東証一部上場企業となりました。それはいいのですが、株式の出来高が少ない状態が常態化しており、わずかな株数の売買で5%、10%など、株価が大きく変動するような場合があり、個人投資家であっても、流動性の面で安心した投資対象とはなりにくいところがあります。
ここを課題として認識するのは当然のことで、単に課題として認識するだけでなく、その課題に具体的にどう対応するのかを検討し早期に実施する必要があると思います。

・株式分割を含む投資単位の引き下げは流動性向上のための有効な施策であると考えている。
→当然のことなので、割合はともかく、これは早期に実施すればいいと思います。

・株価動向に与える影響、弊社ビジネスモデルの特性でもある長期的な視点に立った成長志向を共有頂ける投資家層の拡大につながるか、
といった観点も含め、社内で検討を継続的に行っている。
→継続的に検討をするのはいいのですが、で、どうするということです。結果、検討だけでなにもアクションがなければ課題は課題のままです。

事業の拡大で業績を拡大するのは当然の前提として、会社として可能な範囲で株主の裾野を広げ、投資しやすい環境を整備するのも重要な課題のはず。

今で株価は3,700円程度。ちょっと前は5,000円という時もありました。これ、1単位が37万-50万とかいうことになります。
昨今の投資単位引き下げ、100株統一の中で、この金額は小さいとは言えません。1単位、10万-20万というあたりが、感覚的には投資しやすく複数単位ほ保有しての分割売買もしやすいように思います(このあたりは個人の感覚でいろいろでしょうが)。

意図的に極端に大きな金額を1単位としているような企業はともかく、知名度が低く、流動性に乏しい、こうした企業が分割により流動性を向上しようとするのは当然の施策であり、投資家層の拡大と流動性の拡大は、基本的には株価を安定させる方向での影響がある可能性が高いです。

企業としてどういった投資家層に株主になってほしいかというイメージを持つのはよいですが、公開企業としては幅広い株主を受け入れ対応する度量も必要です。

・株主還元は企業としてさらなる成長を図るべき段階にあると考えているので、配当性向等の定量的な指標に基づくのではなく、配当とのバランスを勘案しつつ持続的な成長のための投資も積極的に行うことで、企業価値向上による株主還元を図る方針としている。
→まあ、配当で返してもらうよりも企業の成長でというのは、新興企業系の銘柄であればよくあります。ここもさらに成長をはかるための投資が必要というのも、それはそうでしょうが、配当性向的に見れば10%ですから、会社の言うところのバランスがこれでとれているのかどうかは疑問です。感覚的には現金配当は倍ぐらいあってもよいと思います。

・2019年10月期における期末配当は増配を予定しており、今後も増配には努める。
→それはいいのですが、数円という程度で、これで「バランス」が変わるかというと、それほどのこともありません。

・株主優待を含む今後の株主還元策について様々な観点から総合的に検討を継続している。
→分割にしろ、優待にしろ、コストはかかりますし、優待については株主公平の原則からは疑問があります。
が、社名から事業内容を類推することもできず、知名度も高いとは言えず、株式の流動性が低い企業としては、優待も「宣伝」的な意味で導入する意味は相応にはあるとは思いますね。

事業の進展は着実で、一定の有利さ、参入障壁もあり、堅実さを感じます。

・個人投資家様向けのイベント開催は、地域や内容等の詳細は未定だが、本年も実施を検討。
→これは業績云々にかかわらず、継続的に実施されたらいいと思います。

さて、今後、なにかアクションがあるかな。第一希元素はこんな感じで会社とやりとりしている中でアクションがありましたが。

3480ジェイ・エス・ビー(4)課題に対する方策” に対して2件のコメントがあります。

  1. NK より:

    NKです。
    いつもお世話になっています。
    IPOのときの三菱UFJモルガンスタンレーとカブドットコムの関係性なのですが、
    主幹事に三菱が入っていると、カブドットコムにも株が振り分けられることが多いのでしょうか。
    一応、日本国土開発の目録見書を見ていると、引受人は上記引受株式数のうち、2000株を上限として全国の販売を希望する引受人以外の金融証券取引業者に販売を委託する方針でありますと注意書きがしてあります。
    実のところは、どうなのでしょうか。

  2. 伏見の 光 より:

    >主幹事に三菱が入っていると、カブドットコムにも株が振り分けられることが多いのでしょうか。
    どの程度の比率かはわかりませんが、ほぼ確実にこの場合はカブドットコムでも扱いがありますね。

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