微妙IPO 4448Chatwork 方針 とっとと売却 但し・・・

微妙IPO 4448Chatwork 方針 とっとと売却 但し・・・

さてと、今週は微妙IPO 4448Chatworkの公開です。大和のネットで300株もらっていますが、どうしますか。

予想は厳しめ

需給的には株数が多く、VC出口案件ということで当初から大きな期待ができる銘柄ではないですが、ここに来ても公開価格割れの予想もあり、FISCOや株式新聞などの予想も厳しいです。FISCOなんかは通常は公開価格以下の予想は出しませんので、公開価格と同値の予想はかなり厳しいということですね。

微妙銘柄のブック参加の方法

ネットでの抽選でIPOに参加している普通の個人投資家の場合、品薄の有望なIPOの当選が続くようなことはまずなく、比較的取りやすいのはこうした微妙銘柄です。ということで、微妙銘柄については、取りにくいのか、スルーするのか、そのあたりの判断が重要となります。

私自身は、バイオ創薬系の赤字銘柄については、ブックから参加は回避します。

微妙銘柄については、銘柄によって全力参加する場合と、一部のブックにとどめる場合があります。具体的には大和の支店及び辞退時のペナルティがある日興と三菱については参加を回避するということです。今回がこれで、大和主幹事銘柄ですが、支店のブックは回避しています。

大和は一つの口座でネット、支店の両方でブックが可能で、それぞれ別枠的な扱いとなっていて、ネットでの当選辞退は特にペナルティもなく、支店の方に迷惑をかけるようなこともありません。つまり、大和支店と大和ネットの2口座があるようなものです。

できれば、いつものパターンをめざしたいが、難しければとっとと損切り

通常、公募が取れた分は初値より上での売却を目指し、さらに初値買いスキャルピングで利益の上乗せを狙うというのがいつものパターンです。
が、いきなり公開価格割れとなった場合は、このパターンにははまりません。

IPO投資でそれなりに損失が出るのは当然のことで、常に利益を出し続けることはできませんので、適切に損益を管理することが重要となります。

ということで、公開当日の気配を見つつ、公開価格割れでもとりあえずとっとと売却し損失を限定するというのが一つの方法です。利食いにしろ、損切りにしろ、初値売りはIPO投資においては基本となる「堅実」な売買方法なので、これはこれでいいかと思います。

ただ、リアルタイムで初値形成前後の状況を見られる場合は多少なりともそれよりも有利な売買を目指したいところではあります。

下落時に買い戻しも

個別のファンダメンタルとしては、ここは面白いところもあります。

売上が伸びており、黒字転換してきて、コスト面を考えてもここから利益が急伸する可能性も高いと思います。ここに限らず、クラウドによるソフトウェアの提供というのは、売上が伸びるほど高い利益率で利益が伸びる傾向があります。

初値から下落するところがあれば、そこで買い戻してみるというのもありかと思います。

比較的気楽

マーケット全体が下落し、損失がかさんでいたり、含み益が減少していたりするような地合いで、IPO売買の損失も加わると、「泣きっ面に蜂」的状況となり、メンタル的にも不快感が高まったりしますが、幸い、現在の状況はポートフォリオの実現+評価損益は年初来高値ということになっていますので、ここでの多少の損失はそんなに痛みは感ぜずにすみます。まあ、ケーススタディ的な意味も含めて、当日の状況に注目しておきましょう。

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