7074トゥエンティフォーセブン 現時点での投資判断

7074トゥエンティフォーセブン 現時点での投資判断

ということで、目論見書やらFISCOのレポートやらをざらっと見ておきました。

日興優遇当選の状況

日興の優遇当選はこれで4銘柄めということになります。
4438Welbyの+128万は別格として、これ以外では7674NATTYSWANKY+7万、ブシロード+3万の利益となっています。

信用のポジジョンでずっとプラチナステージを維持しようとすると、年間で8万円程度は金利負担が必要となります。

今回はこの金利負担分ぐらいの利益が出るといいですが・・・。

プラス面

さて、この銘柄ですが

プラス面
・事業内容のパーソナルトレーニングは時流には合っている
・売上高は右肩上がり
・利益も増加し2019.11の予想EPSは182円
・公開価格3,420円でPER18倍台にさして割高感はなし
・しばらくIPOの期間があいた後の最初の銘柄
・VCの保有、売却はなく、既存株主からの売りはない模様

マイナス面

・ライザップとの類似はイメージ的にはマイナス
・新規性は既に乏しくなっている
・マザースとしては規模が大きい
・1単位株価が高めで値がさぎみ
・当初より成長性、利益成長がやや鈍化
・無配 優待のアナウンスなし

といったところでしょうか。

インタビュー記事

日経に代表へのインタビュー記事が掲載されていました。

その中では、

・価格とトレーナーの質が強みで、個別トレーニングを手掛ける同業他社の中では、当社の料金設定は低いほう。
・広告宣伝をテレビCMに頼らず、ネット広告を使うなどして費用を抑えれば、サービスの質を落とさないまま他社より安く提供できる。
・今後の成長戦略としては、ダイエットと英会話の2つの事業に集中して、出店数を増やす。2021年11月期までに都内を中心にジムを30店舗、英会話教室を2店舗開く予定。

といったことが言われていました。

印象、雑感

パーソナルジムの需要そのものは相応に根強いものはあると思います。60前のおじさんでも、いいところがあれば行きたいと思いますから。その内容の部分については自信もあるのでしよう。ライザップもグタグダになっていたのはM&Aのところで、もともとのジムのところは堅いのではないかと思いますが(未確認)。

カーブスなんかが代表ですが、中高年の健康需要というのは根強いものがあると思います。ここらをうまく取り込みつつ、バンバンTVCMでお金をかけてということではなく、利用者の口コミなどSNSを活用しての宣伝なども工夫して、うまく業績を拡大していける可能性というのはかなりあるのではと思います。

全体として

全体として、今のところは、そこそこ堅いと見て、公開価格から+25%程度までを期待しておきましょう。

IPOの場合は地合いの大きな変化のリスクは常にありますが、これはしょうがないところです。また直前のところであれこれ考えてみましょう。

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