12月IPO繁忙期の留意点 やらかさないために(3)

12月IPO繁忙期の留意点 やらかさないために(3)

ベストのタイミングでの売買などできない、できてもたまたまで続かない

さて、当選してとりあえず購入手続きをしました。そこからはどうか?。

まず、購入してから公開までの間に、マーケットが急落するようなことがあるかもしれません。これはもう回避しようがない、どうこうしようがないことなので、しょうがないです。

また、公開企業の方で何らかのコンプライアンス上の問題が明らかになったりして、公開そのものが中止になるようなこともあります。この場合、資金はそのまま戻ってきますから、「あらら・・」ということで、振り出しに戻る状態です。

IPOに慣れていない時というのは、当たってから公開までがやたらと不安になります。これはもうしょうがない。あちこちのブログの初値予想だとか、ヤフーの掲示板の書き込みなんかを見て一喜一憂する。これも、IPOの楽しみの一つとしてドキドキしていただくということでいいかと思います。

ただ、自分自身の売買の方針、あるいは損益のイメージというのは持っておくことが重要かと思います。

実際にその通りになるかどうかはわかりませんが、なんの方針もイメージもないと、実際に公開された時にバタバタと落ち着かない中での売買の判断をして、後から後悔するようなことになりかねません。

堅実な方法は初値売却です。

無論、初値からさらに大きく株価が上昇する場合もあり、そうなると初値売却の場合「なんだ、売らなければよかったー」という
ことになりがちです。なりがちというか、結果だけ見れば実際、それは売らない方がよかったわけです。

ただ、こういう結果だけ見ての後講釈というのは、意味があまりありません。

あとから「たら・れば」であれこれ思うことは止められませんが、そもそもIPOに限らず、ベストのタイミングでの売買などできないし、できてもたまたまでそれが続くようなことはありません。

自分の売買の方針が初値売却で、それで利益を確定することができれば、基本的にはそれで「成功」と考えるのが適当で、しようと思ってもいなかったし、実際にできもしない、保有を持続して利益を伸ばすようなことにならなかったとしても、それで後悔するようなことは意味がありません。

もし何か反省点があるのであれば、それは次回の時の売買方針を考える時に活かせばよいだけです。

この「たら・れば」の程度が昂じると、せっかく一定の利益は確保しているのに、公開後に株価の上昇を見て不快感が高まる、なにか損したような意識になったりすることがあります。これではつまらないですね。

フルタイムで働いていた時の注文

個人的にどのようにしてきたかというと、フルタイムで朝から仕事をしていた時は、寄り前に板の状況をリアルタイムで見たりすることはできませんから、あらかじめ売りの注文を出して仕事に行っていました。

成行で売りを出していた時もありましたが、誤発注などで変な初値がついたりするリスクもあると考え、手数料抜けするような水準での指値にするこが多かったように思います。これだと、初値が公開価格割れとなり、その後も下落が続いたような場合には売却できないことになります。なので、そういう微妙銘柄の場合は逆に成行売りでリスクを限定するようなこともしていました。

現在

現在は、リアルタイムで板が見られる場合が多いです。全板情報もありますので、9時以降、だいたい合致点の株価がどれくらいで、初値がどうなりそうかも見ながら、注文を出すことが多いです。

但し、初値買いスキャルピングの場合、あらかじめ売りも含めて注文をセットしておきます。銘柄によっては初値後の株価の上昇がごくわずかで、短時間で下落に転じてしまう場合もあります。この場合、手動で初値買い後の売り注文を出していたのでは間に合わないことがあるので、あらかじめ売買をセットしておくという形になります。

どういう形がよいかはその人の方針によってそれぞれですので、なにが正しくてなにが間違っているということはありません。

が、事前に様々なケースについてイメージを持っておき、公開後はそれにそった売買をすすめていくということを基本にするのがいいでしょう。

そうでないと、ちょっとした興奮状態の中で、わけのわからない、なんであんな売買したかねーと後で思うようなことになりかねませんので。

結局のところ、購入後から公開までは自分自身の売買の方針、あるいは損益のイメージをしっかり持っておき、原則としてそのプランに従って売買するということにつきます。
結果については、反省して活かすべき点があればそうすればいいですが、結果論であとからウジウジ考えないということでしょう。
まあ、ウジウジ考えるのはしょうがないというか、そうなって普通でもありますので、それはなるべく短時間でとどめるように心がけるというのが実際のところかもしれません。

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