IPO 3449テクノフレックス 投資判断 零細個人投資家は微妙銘柄も攻めないと・・(1)
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IPO 3449テクノフレックス 投資判断 零細個人投資家は微妙銘柄も攻めないと・・(1)
さて、ここからは12月IPOです。
うまくいけば、利益を大きく積み増しできる機会でもありますが、地雷を踏むと逆に損失が拡大したりすることも。
って、それはいつでもそうですが、12月はIPOの銘柄数が多いだけに、丁寧に手続きや銘柄に対する判断をすすめていきたいです。
3449テクノフレックス 一見、いかにも地味で人気薄
事業は、管継ぎ手事業ということで、金属製の管をつなぐ伸縮やフレキシブルの継ぎ手などです。
売上は200億程度。工場見学にいった帝国電機製作所がだいたい売上では同規模ですので、なんとなく規模についてのイメージがつきます。
予想EPS95円程度で、公開価格を900円とすると、PERは10倍弱となります。
売上はよく言えば安定的で、悪く言うと伸びがないです。
高配当はプラス材料
配当予想は38円で、公開価格を900円とすると配当利回りは4%を超えます。配当利回りは高めで、しかも、12月決算ですので、すぐに配当があります。
一発配当ということなら、そこそこのプラス材料でしょうか。
まあ、地味・・・
上場は不人気の東証二部で、事業内容もつまりは曲がる金属管づくりという感じで地味、業績も伸びが乏しいように見えます。
つまりは人気化する要素に乏しく、しかも、上場日の12/10は注目度が高そうなALiNKインターネットと久しぶりのREIT上場が重なっています。
ということは、ここは避けるべきか?。
が、零細個人投資家は自分なりの投資判断をして、微妙銘柄も攻めないと、なかなか利益につながりません。当然、それはリスクを抱えるということでもあります。
結論だけ先にで言うと、FISCO的に言うなら、Passive-よりも「ワンランク昇格!」でPassive+程度には評価していいのではないかと思いました。
引き続き、内容を見てみます。