6099エラン IRに聞いてみた(2)

6099エラン IRに聞いてみた(2)

以下、回答の趣旨です。返信内容をもとに当方でまとめています。

・地域によるシェアの違いと重点地域について

資料を見ると、地域により契約施設数がかなり異なります。とりわけ、人口や医療機関が多い東京及びその周辺の施設数が少なく、東京は支社開設も遅いです。このあたりを聞きました。

→主に営業展開のタイミングや病院施設側の入院セットの受入れ状況、また協働するリネン業者との関係度合い等により地域シェアの違いがある。

東京を含む首都圏ついては、病院に支払う業務委託手数料が他の地域と比べて高額を要望される傾向にあり、結果としてセットの単価が高くなる。入院セットを全国に展開することを優先的に考えていたので金額の調整等に時間のかかる首都圏等は後回しになっていた。

現行の入院セットに新しい付加価値を加えることを進めていく中で、そのサービスを導入するためにも首都圏の需要は色々な意味で重要である為、支店を開設し、他の地域と同様に施設の開拓を進めている。

特に重点地域を定めているということは無い。全国で開拓を進めていく。

・競合他社について

私が治療のために通院したり、入院したりした病院では、比較的最近、アメニティという会社が入っていました。同業他社かと思われたので、競合する企業について聞いてみました。

→全国規模で入院セットを展開されているのは、当社の5割から6割の規模のアメニティの1社のみとの認識。

その他は入院セット等を専門の業者が提供するということになっていなかったり、地域の小規模な業者が担当したりしているところが多い。

・随意契約と入札方式の違いについて

大津の公立病院でプロポーザル方式により契約をとっている事例があったので、契約形態について聞いてみました。なんとなく随意契約の方が利益率が高そうなイメージがあるのですが・・。

→プロポーザル方式というのは企画書等を提出してのコンペのような形。一般に国公立の病院等は入札となる。

入札と随意契約の収益性の差異については、非開示。

・ <3年後の姿>全てのステージでの「困った」を解決するビジネスを創造 について

新しい事業展開についての具体例、イメージについて聞いてみました。退院直後の家事代行、家族へは見守りやリハビリ、新たな介護施設の紹介、相続の相談 財産の処分や遺言信託など?。

→イメージとしては挙げられているようなもの。 自社単独でということでなくアライアンスの形やM&Aの形なども考えている。

他、インドの企業への出資等についても聞きました。

今年9月に証券アナリスト協会主催の個人投資家向けの大阪の説明会を開催予定ということでした。

また5/13は決算発表予定です。どういう数字が注目しておきましょう。

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