弥生、三月 -君を愛した30年-

MOVIXが再開したので、久しぶりに松竹の優待を利用して映画館で見てきました。

映画館は再開したときいえ、そもそもお客さんが少ない上に、前後左右は空席を設定するような形にしているため、がらがらです。

ほんとは「パラサイト半地下の家族」が見たかったのですが、時間が合いませんでした。

映画はすれ違う二人の三十年を3月だけの描写で時間を前後させながら描いていくというもので、病気で亡くなった親友のことなどもからみつつ、全体としては意外感はさほどないストーリー展開だと感じました。

私は結構こういう話は好きです。

人生、というか人が生きていくというのは、多くの場合、実は水面下のところでは結構グダグダで、格好悪いし、こっ恥ずかしいし、同時に映画ほどではないにしろそれなりにドラマチックで、あれこれの悔恨を残しつつも、結構いいものかなと思います。というか、今のところはこう思っています。

波瑠さんがいいですね。透明感と眼力がよいです。ストーリーだけ追いかければあれこれツッコミどころもありそうですが、桜の映像もよいし、三月だけ切り取っていくというスタイルもそれなりの斬新さを感じました。

 

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