ジョゼと虎と魚たち

図書館DVD。2003年の作品で、かなり前に見ています。

いやー、もう再度見てもいいなー。池脇千鶴、映画の時は20代前半ですが、うまいというか、存在感がすごいです。

妻夫木聡は逆に今も印象がそんなに変わらない、野田秀樹が「弱っちい」と言ってましたが、そのイメージが既にある。

すごく若い上野樹里とか、あの新井浩文とかも出ています。

これ、歩くことができない障がいのある女の子を池脇千鶴が演じてますが、主題は障がい者問題ではなくて「普通」のラブストーリーです。

結局、逃げる主人公はダメな奴なの?。ダメだけど、多かれ少なかれ人間は「ダメ」ですからね。

一番のテーマは、狭い世界の中で生きてきた女の子が、心も体も外に向かって開かれていき、そして強くなる、そういう物語として見ました。

印象に残るシーンがたくさんあります。上の予告編の海のシーンやラブホのシーンもですが、「帰れって言われて帰るような奴ははよ帰れっ!」というところも名シーン。

とても好きな作品です。未見でしたら是非。で、感想でも聞かせてください。

あ、この作品、もうすぐアニメの新作が公開になるようです。ちょっと田辺聖子さんの原作を読んでみましょう。

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