相変わらずの目くらまし→大和・投資を応援!2020(フレーフレー)日本キャンペーン

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別に大和証券に限ったことではありませんが、というかむしろこれは銀行などで多かったと思いますが、投信と定期預金のセットプランで、定期預金の金利を高めに設定し、販売手数料や信託報酬の高い投信に資金を誘導しようというこのプランは、個人的にはどうしても「目くらまし」感が強くてずるい作戦だと感じてしまいます。

少なくとも「投資を応援!2020(フレーフレー)日本」という名前に値するものとは思えません。率直に言えば「まだそれやっとるんかいっ!」という感じです。

上記のサイトを見ても、対象となる投信のコストがどれだけかかるのかというのはほとんど記載されていません。

個々の商品でコストは違うからという言い訳はあるかもしれませんが、投信のコストについて具体例のひとつもきちんと大きく明示されていないのは意図的なものを感じます。

よく見ると小さい字で以下の記述はありました。太字にははこちらでしています。

「ダイワファンドラップ、ダイワファンドラップ プレミアム
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて
手数料等の諸費用について
「ダイワファンドラップ」(「ダイワファンドラップ」及び「ダイワファンドラッププレミアム」の両方を含みます。以下同じ。)にてお客さまにお支払いいただく費用は、契約資産の時価評価額に対して最大1.76%(年率・税込)となります。」

例えばコストがこの「最大1.76%(年率・税込)」だとすると、優遇されている定期預金の金利では、どのプランを選択しても、この1.76%を上回ることはできません。数字の上では定期預金金利2.2%/年というプランがあり、これだとコストがまかなえているように見えますが、これは投信を多く買わないといけないプランで、具体的な金額では定期の金利の方が少なくなります。

つまり、証券会社としては、投信のコストを当初のところで割引するけれども利益は残り、かつ、投信と定期預金の資金を取り込めるということになります。

投資家側のメリットはどうでしょうか。人によるかと思いますが、個人的にはなんの魅力も感じません。

こういうの、もうやめたらいいと思うのですが・・・。

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