高峰温泉・上田・小諸(6)懐古園
上田城趾から小諸の懐古園へ向かいます。
東信地方はあまり来たことはないとはいえ、上田や軽井沢などにはこれまでも訪れる機会はあったのですが、小諸はまったく初めてですね。
駐車場から懐古園へ向かう途中の公園にC56がおいてありました。
かなり傷んだ感じになっています。小海線を走っていた機関車のようです。C56は小型の機関車でちょっとトーマスっぽいですね。ですが、C11のように貯炭・貯水部が機関車本体と一体化している形ではなく、後方に連結される形になっています。梅小路蒸気機関車館にあったものは、現在も現役なのかな。と、ちょっと旧「鉄ちゃん」の血が騒ぐ状態に。
懐古園というと、だいたいこの入口の門の写真が使われますね。つまりはここは小諸城址です。
しっかりしたつくりです。
道を隔てた反対側には重文の大手門も残っています。
資料館を見て城内へ。300円だったか、500円だったか。しっかりした石垣。
紫陽花がかなり残っています。
梅雨の季節ということもあるのでしょうが、この石垣の苔むした感じがなかなかよいです。
神社があったり、こんな大きな欅の木があったりします。桜の木が多いですね。桜の花が咲く頃はとてもいいと思います。
樹齢500年ということは戦国時代からここにあるということになりますね。
パイレーツ・オブ・カリビアンのタコ怪人を連想。
欅の奥に見えていた建物は島崎藤村記念館です。若い頃、小諸で先生をしていて、この地で結婚もして子どももできています。それから東京へ出たということです。
敷地内には市の動物園もあります。これがなんとも、独特の雰囲気。
まず、行った時間のお客さんは私たちだけでした。ゆるい感じのヤギ君がお出迎え。
目が怖い・・・。
ということだそうです。
なんかやたら元気に歩いていました。ジョギング中?。
ライオンだっています。
猿も、ペンギンも。小規模ですけど、けっこうあれこれ飼育していて、維持コストも大変だろうと思われます。まあ、ここがすごく人気で大混雑とかいうのは想定しにくいし、市の持ち出しなんでしょう。独特のレトロっぽい雰囲気がありました。長く続いてほしいです。
マンホールのふたは懐古園と浅間山ですね。
ということで、この日はこれで終了、また山へあがり、高峰温泉へ。2,000メートル近くになると、また周囲はガスガス状態でした。
つづく。