ポートフォリオ組入銘柄シリーズ(3)6594日本電産 結局、永守リスクなのか?
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ポートフォリオ組入銘柄シリーズ(3)6594日本電産 結局、永守リスクなのか?
言わずとしれた、永守さんの日本電産です。
ここの保有株数は80株と半端。マネックスの単元未満株で10株、20株という感じで買っていて、分割があり今は80株になっています。
京都銘柄
ここも京都本社銘柄の一角です。先日示したPF組入時価評価額10位前後までで、下記で☆をつけた4つは京都本社銘柄となっています。
01 6861キーエンス 600
02 9434ソフトバンク 300
03 8876リログループ 220
04 2471エスプール 125
☆04 3480ジェイ・エス・ビー 111
04 5384フジミインコーポレーテッド 110
04 7203トヨタ 105
04 9602東宝 102
09 4502武田薬品工業 76
09 6235オプトラン 77
☆09 6645オムロン 75
09 4503アステラス製薬 70
☆09 3804システム ディ 69
☆09 6594日本電産 62
他、現在細かく保有しているところだと、ローム、三洋化成が該当します。
売買経験がある銘柄は他にもエスケーエレクトロニクス、島津、村田、ジーエス・ユアサ、TOWA、コタなど、数多いです。やはり地元バイアスというのが意識的にか、無意識的にかあるのだと思います。
永守リスク
日本電産は永守氏の強烈なリーダーシップが大きな特徴です。一時、オール巨人さんに似ている吉本社長らとの集団指導体制にしたけれど、これがうまく機能せず、現在は永守会長、関社長という体制になっています。なかなか後継者問題というのは難しいようです。やはり、ここのリスクは永守リスク(永守ロスリスク)ということでしょうか。
株価は直近の決算を受けて年初来高値更新となっています。事前予想をかなり上回った業績だったということですね。長く若干の含み損だった銘柄ですが、さすがにこうなると含み益に転じています。
業績、株価動向
2021.3、第1四半期決算説明会の音声はこちら。
この後半の電話でのアナリストさんとの質疑応答がおかしいです。アナリストさん、もう笑いながらの応答になったりしてますね。また、永守さんとしては全く気に入らないレポートを書いたアナリストさんもいたようで、終盤でもえらく怒っておられました。後半の方を聞いてみてください。
事業内容的にはやはり注目はEV用のモーター、それを中心としてモジュール化したものなどの展開でしょう。
また、目先ではノートPCの冷却ファンとして使われている同社の超薄型・超小型ファンモーターは、テレワーク需要などのプラス要因を受けて、2020年第1四半期には過去最高の出荷台数を記録ということもあったということです。関連内容はこちら。
例の株式分割問題
ここはよく個人向けIRセミナーをしてくれていました。
毎年、1回は話を聞いて「株式分割せいっ!」というのを定番の質問にしておりました。IR担当の浦郷照明氏がいつも立て板に水のプレゼンをされますが、こちらがいつも同じことを聞くものだから、
おぼえてくれていたりします。
で、ちょっと前に分割がありましたが、分割前の株価は1万円以上で、分割しても、東証の言う1単元50万以下にはなつていません。つまり、ここは東証の示した金額を最初から守る気がないということですね。
関連内容↓
投資判断はホールド。次の分割では単元株になるでしょう。なんとかショックがまた来て急落でもあれば買い増しかも。また、個人向けIRセミナーも復活してほしいですね。