IPO 普通の個人投資家は、雪国まいたけのような・・・・(1)

IPO 普通の個人投資家は、雪国まいたけのような・・・・(1)

ということで、IPO雪国まいたけですが、まだブック期間中。来週でもブック参加は間に合います。

日興の受付No.は?

8時39分頃で0015000番台半ばでした。そこそこ増加してきた印象です。日興はキャンセルすると一ヶ月ブック不参加のペナルティが来ますので、ブックを回避している人も多いと思われます。ここからブック増加もあるでしょうが、取り消しもあるでしょう。当選確率はかなり高そうですね。

ブックスタンス

当方のブックスタンスに変化はありません。日興のタイレクトと大和支店へのブックは回避しています。キャンセルしても特にペナルティや直接の迷惑はない他のネット系にはとりあえずブックを入れていますが、これらは当選しても取らない可能性があります(現状ではその可能性が高いです)。

不人気の理由

ここはとりあえずはそんなに人気はないように見えます。それは以下のような諸点でしょう。

・規模が大きい
公開株数が多く、規模が大きいです。一般に、規模が大きいIPOは公開価格から一気に大きく初値が上昇するようなことはありません。地合い等によっては公開価格われの可能性の当然あります。

・再上場案件
一般に再上場案件は人気がありません。手垢がついている古い銘柄的に見え、フレッシュな魅力に欠ける印象になります。

・あからさまなファンド出口案件
この上場はあからさまなファンドの出口案件で、投資家の資金は、とりあえずはファンドの利益に貢献し、ファンドに食事を与えるがごとき印象になります。

・これまでのゴタゴタの印象
以前にも書きましたが、ここは経営の混乱があり、異常な経緯で経営権が移った企業です。Wikipediaはこちら。この2013年あたりからのところですが、果たして銀行は半沢直樹だったのか、逆半沢直樹だったのか?。その評価はちょっとわかりません。まあ、以前の経緯をおぼえている人にとっては印象はよくないです。

個人投資家はこうした銘柄への判断がポイント

さて、公開株数が多いこの銘柄はマザーズ系で初値がぶっ飛んでくる100万株以下の小型の銘柄と比較して、当初のところでの当選を得やすいことは確かでしょう。もちろん、ぶっ飛んでくる銘柄が当選すればそれに越したことはなく、とりあえずそうした銘柄へのブック参加は欠かせませんが、これらは見せ金は必要な場合が多いけれど参加は無料の「宝くじ」のようなもので、まあ、ここのところの状況ではほとんど当たらないと思っていいでしょう(一部の別格の資金のある投資家以外は)。しかし、当たることがないとは言い切れません。実際、25年程度の期間の間では零細個人投資家の伏見の光でも、何度もぶっ飛び系銘柄に当選していますし、去年もそうした当選がありましたので。

しかし、個人投資家にとって、自身の判断が重要になるのは、むしろ、雪国まいたけのような規模が大きめの「微妙」銘柄です。小型の品薄系人気銘柄は当初のところでは別に判断はいりませんので。とにかく参加しておく、その条件を整えておくということだけですから。

実はこの銘柄は、上記の不人気の理由はそれとして、かなりみどころがある、評価できる部分もあると思います。

つづく。

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